むつ市立第二田名部小学校「ユメココ教室」出張授業 開催報告（11/9)

青森県むつ市立第二田名部小学校 出張授業
「ユメココ教室」(理工学部 大越康晴教授）

　2023年11月9日(木)に大越康晴先生(理工学部 電子工学系 教授)をはじめIEEE本学Student Branch (SB)、東京理科大SB、東北大学SB、東京支部、日本カウンシルの関係者が講師を努める出張授業「ユメココ教室」が、青森県むつ市立第二田名部小学校にて開催されました。
　本授業は、IEEE東京支部の活動として取り組まれている小中高への出張授業の一環で、2018年より青森県むつ市立第二田名部小学校からの依頼で、「ユメココ教室」として出張授業を継続して行っています。
　地方の小学校では、受験や就職やその他多くの情報が中々入ってこないという課題があることから、今回IEEE東京支部Student Branch (SB) から、本学と東京理科大学SB、東北支部からは東北大学SBが参加し、各大学の学生および大学関係者が講演を行って、各々のキャリアパスを赤裸々に語ることで小学生児童の将来の選択肢の幅を広げることを目的としています。
　出張授業終了後は、山本明美校長から、「学生の皆様に本州最北の市まで足を運んでいただき、自分の歩んできた道や働くことの意義を伝えていただいたことは、たいへん貴重な機会となりました」とのお言葉をいただきました。

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本学のStudent Branch memberからの報告

■中川颯太さん（理工学研究科　電子工学専攻）
講座テーマ：「好きと興味は宝物　やるべきことよりやりたいことを！」
地方の小学校では都会に比べて、受験や就職など進路に関する重要な情報が中々入ってこないという課題があるため、
視野を広めるべく、私のバックグラウンドや経験談などをお話ししました。
講演では暫し私の自分語りをした上で、児童たちの趣味や将来の夢を語ってもらいました。
それらの中の「好き」という感情が宝物であると主張し、今後も大切にしてほしいと伝えました。
私が何か聞いても大変良い反応を示していただけたので、積極的なコミュニケーションを図ることができたと感じました。
初めての経験で不安もありましたが、児童たちやボランティアの方の助けもあり、非常に円滑に進行することができました。

■一條瑛巴さん（工学研究科　電気電子工学専攻）
講座テーマ：「いろんな視点を養おう！認知のフシギ」
自己紹介や経歴を中心に今までキャリアを決定する際に、どのように考えてどのように行動したかをお話ししました。
その中で、認知のバイアスを嚙み砕いて説明し、情報選択に注意を払ってほしいということを伝えました。
児童たちは積極的な子が多く、研究内容に対してやキャリアに対する質問をいただきました。
また、授業後に雑談をし、児童たちの間で流行っているものなどを教えていただきました。
個人的には大変貴重な経験ができたと考えており、挨拶の大切さ、簡単に説明することの重要さなどを再確認できました。

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