研究所概要・ご挨拶

ご挨拶

研究面における教員の横の連携、産官学交流センターと一緒になった縦の連携を推進する

佐々木 良一東京電機大学
総合研究所長
佐々木 良一

2012(平成24)年10月1日より、総合研究所を含め本学の研究所関係の組織が変わりました。
これまで本学には研究活動を行うために総合研究所、先端工学研究所、フロンティア共同研究センターの付置研究所を有し、社会との連携をはかるために産官学交流センターが別個にありました。これに対し、学内外の研究活動の連携を推進し、本学における研究の戦略的検討から研究により得られた成果の社会への還元までを支援することを目的として、統合化した「研究推進社会連携センター」が設置されました。そしてこのセンターのもとに、
①総合研究所、②研究推進部、③産官学交流センターの3つの部署がおかれることになりました。これに伴い、総合研究所の組織も変更になり、鳩山キャンパスに埼玉共同利用施設、千葉キャンパスに千葉共同利用施設を置き、また、研究部門の呼称も第1研究部門~第5研究部門と変更になりました。
これにより、大学一丸となってこれまで以上に研究を推進する体制が整ったことになります。

さて、本学総合研究所はその設立目的にもありますように、教員個々の研究を支援していくことを最大の活動目的としています。
ただし、研究は個々だけで行うよりは複数名が共同して行った方が効率的で社会にも役立つことが多々あります。このため、研究面における本学内教員の横の連携、産官学交流センターと一緒になった縦の連携を推進していきたいと考え、そのための方策を現在様々な形で打ち出しております。また、本学で今後特に推進する研究の方向性に関しても、3つのプロジェクト研究所発足という成果につながっております。

研究部門概要

総合研究所研究部門は、昭和56年の開設当時の3部門制(「エネルギー研究部門」、「マテリアル研究部門」、「システム研究部門」)から、本学の研究分野の拡大、発展を受けて、平成4年に「情報研究部門」を加えた4部門制に拡充され、また「システム研究部門」が「システム・バイオメディカル研究部門」に改称されました。以降18年間、4部門制で運営されてきましたが、平成23年度より、下記のとおり、社会的課題対応型3部門(「エネルギー・環境研究部門」、「生命・医工学研究部門」、「情報研究部門」)、そのための技術開発につながる「基盤工学研究部門」、知識を重視する「基礎科学研究部門」からなる5部門制に拡充されました。

エネルギー・環境研究部門(第1研究部門)

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エネルギーは人間の社会活動において欠かすことのできない要素であり、新エネルギーや再生可能エネルギーの開発およびこれらの有効利用技術に関する研究は非常に重要である。一方、エネルギー消費の増大は地球環境に深刻な影響を及ぼしてきており、環境負荷低減対策に関する研究は緊急のテーマといっても過言でない。本研究部門は、このように互いに密接に関係しているエネルギーと環境の問題の解決に寄与するための研究を行う。

生命・医工学研究部門(第2研究部門)

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生命科学は生命現象を解明するとともに、医療・福祉など、人間の健康な生活を可能とするための基礎となる科学であり、ポストゲノム時代を迎え、その成果は 創薬、再生医療、診断・治療機器などの開発につながっている。また、医療・福祉の向上は、生命科学のみならず、様々な工学、情報技術の進展に負うところが多い。本研究部門は、生命科学、工学、情報技術などを駆使して、医療や広く人類の福祉に貢献する分野の研究を担当する。

情報研究部門(第3研究部門)

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情報科学技術の急速な発展は、これまで経験したことのない速度と規模で社会変革をもたらしている。特にコンピュータの高速化と高度化は、そのソフトウエア の進展と相まって、人間の知的活動をも実現可能としつつある。さらに、通信技術の飛躍的発展と結びついて、世界的規模でのコミュニケーションが瞬時に可能 となってきている。情報研究部門は、このように急速に発展しつつある情報科学技術の基礎と応用に関する研究を行なう部門である。

基盤工学研究部門(第4研究部門)

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電気、電子、機械などの工学は、新素材や機能性材料の開発、高度な加工技術、情報通信技術と結びついてメカトロニクス、ロボット工学などの新たな研究分野 を創り、新たな産業を創出して快適な生活を保障している。また、これらの工学は社会的課題であるエネルギー・環境研究、生命・医工学研究、情報研究を基盤 となって支え、成果に結びつける側面をもっている。本研究部門は、応用に視点をおいた基礎研究の重要性を認識し、このような工学研究を推進する分野であ る。

基礎科学研究部門(第5研究部門)

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理学や人文・社会科学などの基礎科学は、真理や原理・本質の探究あるいは解明を目的としており、現代の高度に発展した工業、情報、生命医療などの諸技術 は、このような基礎科学研究に支えられている。また、基礎科学は技術や社会のあり方、方向性に対して適切な指針を与える役割を担っている。すなわち、持続可能な社会の構築において礎となる研究の重要性を認識し、これを推進する部門として基礎科学部門がある。

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