人間-機械系研究室 ~人間を助けるシステム創り~

2017.05.19

 操作者が介在する機械システムを人間-機械系といい、その人間の熟達を支援する研究が本研究室の原点です。いくつかの研究プロジェクトに関わってきた紆余曲折の恩恵で、遠隔操作マニピュレータやドライビングシミュレータ、移動協調ロボットと人間計測、生体/脳機能解析から心理計測、サービス科学など様々なテーマを扱っています。

 今では主に、① 遠隔操作者の空間認識支援と、② 子ども見守り・介護支援、に取り組んでいます。① はテレイグジズタンスロボットのようなMobile Remote Presenceの空間認知問題に対し、身体図式という人間の身体感覚に着目して脳機能解析を交えながら、操作支援の方法を探究しています。②は所謂、人間モニタリングであり、人間の行動・生体計測とIT/IoTを組合せ、データマイニングとアプリ開発によって、園や施設、保育士や介護士、子・親・お年寄りといった全ユーザにとって有用なヘルスケア方法論を研究しています。現場計測ありきのテーマですので学外活動も苦労も多いですが、色々な人達との交流も楽しく、本研究室の魅力の一つと思っています。

 学科の専門分野に加え、異分野の知識との統合も必要なので、学生は大変だとは思いますが、パズルのピースを組み上げて行く楽しさがあります。その苦労が学会受賞といった結果に繋がり、彼らの自信になっているようです。

(未来科学部 ロボット・メカトロニクス学科 鈴木 聡 准教授)

東京千住キャンパスのルーフガーデンにて(前列右から4人目が筆者) 東京千住キャンパスのルーフガーデンにて(前列右から4人目が筆者)


☆☆☆ 研究室訪問 第604号(2017.5.20)☆☆☆
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