第14号「超スマート社会」

2017.10.20

 4月27日に報道関係者約60名にお集まり頂き、東京電機大学の紹介を行いました。目的は本学の方向性を示し、それを実現する改革を進めており、先進性を示すことにありました。

 まず、科学技術イノベーションにより「超スマート社会:ソサイエティ5.0」を実現することが、我が国に今求められていることを示しました。科学技術イノベーションをもって社会を進歩させることは、建学の精神「実学尊重」と教育・研究理念「技術は人なり」をもって、「技術で社会に貢献する人材の育成」を使命とする本学の活動そのものであり、まさに追い風であることを強調しました。

 超スマート社会を構成する大きな要素は、①インターネット環境の改革=スマートウェッブ(IoT:Internet of Things)の実現、②社会インフラの改革=スマートシティの実現、③生活環境の高度化=スマートライフの実現、④住環境の高度化=スマートハウスの実現です。

 スマートシティの実現については、工学部が取り組みを加速するために3学科を新設しました。スマートライフについては、理工学部が医療のより高度化・生活のより多様化に対応可能な人材の育成を強化するための、学系間での学生数の調整や学系の適応化、専門性の多様化を図る改編を進行しています。スマートハウスについては、未来科学部が学科間の学生数の調整を行い、建築学科の学生数を増員して取り組みを強化しました。

 残されたIoT への取り組みですが、人口知能技術(AI)やビッグデータ処理技術およびディープラーニング技術を含めたIT技術の強化をはかるために、システムデザイン工学部を新設しました。

 これらの説明に対し、報道関係者から大きな共感を得ました。粛々と実践を進めることが、皆様のご期待に応える道であると決意を新たにしております。

4月27日、報道関係者へ説明

☆☆☆学長メッセージ 第14号(2017.10.20)☆☆☆
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