20世紀における科学技術の進歩は、快適な暮らしを実現させた一方、地球温暖化などの大きな負の遺産を残しました。こうした問題を解決し、今後もこの地球上で生活していくためには、これまでの考え方とは異なる未来志向型の科学技術が必要とされます。理工学部の理念は、「未来型科学技術者の養成」と「人間性豊かな社会人の育成」です。教育システムに主・副コース制を採用し、幅広い教養と高度な専門性とともに、高いコミュニケーション能力も兼ね備えた、21世紀を担う人材の育成をめざしています。

学部の特徴

理工学部では「主コース・副コース」で幅広い専門知識を習得

1年次は入学した学系の共通科目を中心に学び、2年進級時に「主コース」と「副コース」を選択します。「主コース・副コース制」は、スタンフォード大など欧米の多くの大学で導入されている「ダブルメジャー」「メジャー&マイナー」といった制度に該当し、世界標準の学びのスタイルです。複数分野の専門知識を習得することで、実社会で本当に発揮できる力を身につけます。「主コース」は入学した学系から選択し、「副コース」は入学した学系から選択あるいは他学系のコースを選択することも可能です。

主コース・副コース選択の流れ 主コース・副コース選択の流れ

理工学部での学び

複合学問領域を高いレベルで研究する「オナーズプログラム(次世代技術者育成プログラム)」

学ぶ意欲のある学生が、さらに高いレベルの研究に取り組めるよう、東京電機大学では「オナーズプログラム(次世代技術者育成プログラム)」を新たに設置。これは理工学部の学びの大きな特徴であり、専門分野についても幅広く学んでいく世界標準の学びである「主コース・副コース制」を、一歩推し進めたものです。学系間を横断するような複合学問領域を学習し、同時に大学院教育との連携も強化したプログラムを、成績優秀者を対象に3年次から設置。専門性に深化した主・副コース制を補完する、新たな縦横連携プログラムです。これからの産業ニーズを先取りした「宇宙工学・生体医工学・環境工学」の3つのプログラムを開講します。

宇宙工学プログラム

巨大なパラボラアンテナ

今や、宇宙技術は人間生活の質と知の向上に不可欠です。特に、災害監視、地球環境監視、宇宙通信、宇宙探査などは人工衛星とともに進歩してきました。今後も、宇宙は人類にとってのフロンティアです。このプログラムでは宇宙(人工衛星)からの情報の活用に重点をおき、衛星から送られてくる情報の解析技術や、衛星との通信技術、小型衛星の設計開発に必要な知識および技術を修得します。

生体医工学プログラム

人工心臓の仕組み

日本は世界にさきがけて超高齢社会を迎えています。そのため、生活、就労、社会参加のための支援機器や、命を救う医療機器や人工臓器など、生体医工学はこの社会における問題解決に重要な役割を果たします。そこでこのプログラムでは、生体機能を理解して生命に適合した工学技術を創成するための理論と技術を修得します。

環境工学プログラム

森林

昨今起きている異常気象は私たちの生活に多大な問題を起こしています。また、化学品や農薬が土壌や河川を汚染し、種の多様性、生態系へ大きな負荷をかけています。そこでこのプログラムでは、環境汚染の実態を正確に把握するための技術を学びます。また、環境保全や環境修復のための理論と技術を修得します。

理工学部の学びを動画で知ろう!

関連コンテンツ

その他のコンテンツ