理工学部は、人材養成の基本理念として、「人間性豊かな社会人の育成」と「未来型科学技術者の養成」を掲げています。すなわち、理学、工学、情報、生命、環境の5分野が、それぞれに相乗的融合を図り、時代に即した効果的な教育を推進し、幅広い教養と高度な専門性を備えるとともに、豊かな創造性と人間性を身につけた人材を養成します。

この考え方のもとに、本学部は、理工系分野に対する強い興味や探究心を持ち、この分野の知識と技術を活かして社会で活躍したいと願っている学生を受け入れます。

理学系

理学は自然現象や数理の法則を探求し、それを体系的に記述し、理解する学問です。

理工学部の理学系は、「数学」「物理学」「化学」「数理情報学」の4つの専門分野を設け、基礎を大切にしながらも幅広い応用力が身につけられるように、教育システムを構築しています。問題を本質的にとらえて解決できる創造性と専門性を備えた、21世紀の社会に求められる人材の養成を目指しています。

理学分野(数学、物理、化学、情報科学)に強い関心があり、理学分野において将来社会に貢献しようと志す学生を受け入れます。

生命理工学系

環境問題や医療・福祉問題は、21世紀の大きなテーマです。安全で快適な生活を維持していくには、生命の持つ高度な機能の本質を理解し、真に人類のためとなる社会やシステムを築いていかなければなりません。そのためにはさまざまな学問分野を融合した、新しい発想のアプローチが必要です。

理工学部の生命理工学系は、理学・工学・医学という従来の枠組みを超えた新たな教育研究分野を構築しています。これからの人間社会に対応できる、柔軟な応用力を身につけた人材の養成を目的としています。
この理念に共感し、生命理工学の分野に強い関心があり、熱心に勉学や研究に取り組む意欲がある学生を受け入れます。

情報システムデザイン学系

人々が互いに、大量な情報を受発信できるようにする情報通信の仕組みは、ポスト産業化の流れをますます加速し、世界的規模で社会構造を大きく変革しようとしています。

理工学部の情報システムデザイン学系は、「情報」に関して統合的に研究する「情報学」を学ぶ学系です。「情報学」は対象とする領域が幅広く、情報、ネットワーク、コンピュータ、現代社会、表現創造など、さまざまに異なる分野から構成される学問です。従って、本学系は、理学系、工学系、情報系、人文社会学系、芸術系など、バラエティ豊かな教授陣が、専門知識と実践力を兼ね備えた情報学の専門家を養成します。

この理念に共感し、情報技術を学び、さらに文化、芸術、人間、社会への幅広い視野を併せ持つ、総合的情報技術者を目指す学生を、積極的に受け入れます。

電子・機械工学系

欧米では、「工学とは人類に対する奉仕」と理解されています。無医村で活躍する医療用ロボット、高齢者をサポートする福祉用ロボットなども、奉仕の気持ちがあるからこそ生まれたものといえるでしょう。つまり工学技術者には、専門知識だけでなく、人間性も兼ね備えていることが求められるのです。

理工学部の電子・機械工学系は、自動車、ロボット、電子機器、医療機器、福祉機器などのものづくりを通して、高度な技術や知識とともに豊かな人間性を有した、21世紀の社会に貢献できる技術者の養成を目標としています。

この理念に共感し、機械、電子分野の学びを通して、ものづくりに直結した自動車関連、宇宙関連、医療・福祉関連に強い興味のある学生を受け入れます。

建築・都市環境学系

21世紀の循環型社会の実現に向けて、人間と自然が調和する環境を多角的に考察できる人材が求められています。

理工学部の建築・都市環境学系は、2つの専門コースを設け、建築学、土木工学、都市工学、環境学といった生活環境づくりに直結した学問分野で構成しています。社会が要請する構造物を造る技術、環境保全や環境予測に必要な知識、高度情報化社会に対応できる情報技術などの教育を展開し、「持続可能で安全な社会」の構築に貢献できる技術者を養成します。

この理念に共感し、建築や都市環境の分野を志望する理由が明確であり、熱心に勉強や研究に取り組む意欲がある学生を受け入れます。

理工学部は、社会的にも広い教養をもった「未来型科学技術者」を養成するために以下に基づき教育課程を編成し、実施します。
学生は、1 年次の学部共通科目および学系共通科目を履修したのち、2 年次になるときに主コースおよび副コースを各々1つずつ選択します。自主的な学びのために副コースは他学系からも選択できるようにします。
また、理工学部の「学位授与の方針」を実現するために専門教育と学部教育に分け、以下のように教育課程を編成し、実施します。
(専門教育)

1. 理学、生命理工学、情報工学、電子・機械工学、建築・都市環境学の大分野分類における学系を設置し、大分野における共通項目を「学系共通科目」として配置します。

2. 各学系には、専門性の高いコースを複数設置し、「コース専門科目」を配置します。「コース専門科目」は、専門項目に従って学習過程を明確にし、専門能力を保証できるように配置します。

3. 課題解決型学習を配置し、課題解決能力を涵養します。

(学部教育)

4. 理工系基礎科目、工学基礎科目等の基礎力に関した科目を「学部共通科目」として、学部全体に配置します。

5. 社会の理解および豊かな人間性を育むための「人文社会系教養科目」を全学年で履修できるように配置します。

6. 国際的なコミュニケーション力を身につけるために「英語科目」を必修科目とし、他言語科目も選択科目として配置します。

理学系

理工学部の理学系は、4 つの専門コースを設け、数学、物理、化学、情報科学などの専門知識と理学や工学の基礎を身につけることおよび国際性、学際性、人間性を育むことを目的として、以下の方針に基づいて教育課程を編成し、実施します。

1. 専門知識や技術を身につけるために、各専門分野の基幹科目を体系的に配置します。

2. 課題・問題解決能力の育成を目的とした演習、実験、輪講科目を学年進行に従い系統的に配置し、卒業論文の執筆と口頭発表を行います。

3. 理工学における基礎的科目を初年次中心に配置します。

4. 学際的な知識や応用事例を学ぶことを目的とした周辺科目および副専攻科目を配置します。

5. 英語科目を全学年で履修できるように配置し、英語力の向上を図ります。

6. 人文社会系の一般教養科目を全学年で履修できるように配置するとともに、新人教育科目、キャリア科目を配置します。

<数学コース>

理学系における教育課程編成の方針を踏まえ、数学コースは、以下に特に配慮して教育課程を編成し、実施します。

  1. 数学、解析学、幾何学を基幹とし、それぞれの分野の科目を体系的に配置します。
  2. 問題解決能力を涵養し、より具体的な計算力を身につけるための科目や少人数制の科目を配置します。
  3. 歴史や社会と数理科学のかかわりを学べる科目を配置します。

<物理学コース>

理学系における教育課程編成の方針を踏まえ、物理学コースは以下に特に配慮して、教育課程を編成し、実施します。

  1. 力学、電磁気学、量子力学、熱・統計力学、物性物理学を基幹とし、それぞれの分野の科目を体系的に配置します。
  2. 物理学に関する課題探求・解決能力を涵養する科目を、各学年に配置します。
  3. 数学、化学、生物学及びプログラミングに関する科目を、基盤科目として配置します。

<化学コース>

理学系における教育課程編成の方針を踏まえ、化学コースは以下に特に配慮して、教育課程を編成し、実施します。

  1. 化学を原理から理解するために、分析化学、有機化学、無機化学、物理化学に関する基幹科目を体系的に配置します。
  2. 問題解決能力を涵養し、より高度な専門知識を獲得できるよう、課題探求、セミナー、輪講科目を配置します。
  3. 講義で学習したことを深く理解し、実験技術を確かなものとするため、実験科目を体系的に配置します。

<数理情報学コース>

理学系における教育課程編成の方針を踏まえ、数理情報学コースは以下に特に配慮して、教育課程を編成し、実施します。

  1. 数理科学、情報科学を基幹とし、それぞれの分野の科目を体系的に配置します。
  2. 問題解決能力を涵養し、より実践的な知識を獲得できるよう、コンピュータ実習科目や少人数制の輪講科目を配置します。
  3. 数学と情報に関する科目を、基盤科目として配置します。

生命理工学系

理工学部の生命理工学系は、2つの専門コースを設け、生物、化学、専門知識や応用技術の基礎を身につけることを目的として、以下の方針に基づいて教育課程を編成し、実施します。

1. 専門知識や技術の理解に必要不可欠な素養を身につけることを目的とした基礎科目を、1 年次を中心に配置しています。

2. 生物、化学、数学・情報分野の中でも全体を通して基本となる科目を基盤科目として設定し、2 年次までに配置しています。

3. 専門知識を学ぶ基幹科目を各専門コースごとに高学年次を中心に配置します。

4. 課題・問題解決能力の養成を目的としたゼミ、実習、実験科目を、学年進行に従い系統的に配置します。

5. 学際的な知識や応用事例を学ぶことを目的とした周辺科目を配置するとともに、主コース以外の分野における専門科目を選択科目として配置します。

6. 人間性と国際性を高めることを目的に、人間形成科目及び英語科目を4年間にわたって学べるよう配置します。

情報システムデザイン学系

理工学部の情報システムデザイン学系は、5つの専門コースを設け、情報、ネットワーク、コンピュータ、現代社会、表現創造などの専門知識や技術の基礎を身につけることを目的として、以下の方針に基づいて教育課程を編成し、実施します。

1. 専門知識や技術の理解に必要不可欠な数学、自然科学、工学、情報の素養を身につけることを目的とした基盤科目を、入学初年度に集中的に配置します。

2. 学系全体における基幹科目や課題・問題解決能力の育成を目的とした ゼミ、実習又は実験科目を、学年進行に従い系統的に配置します。

3. 学際的な知識や応用事例を学ぶことを目的とした周辺科目を、学年進行に従い系統的に配置します。

4. 学際領域への関心を高めることを目的に、主コース以外の分野における専門科目を、選択科目として配置します。

5. 人間性と国際性を高めることを目的に、人間形成科目及び英語科目を4年間にわたって学べるよう配置します。

以下は、各コースが特に配慮する方針です。

<コンピュータソフトウェアコース>

情報システムデザイン学系における教育課程編成の方針を踏まえ、コンピュータソフトウェアコースは、以下に特に配慮して教育課程を編成し、実施します。

  1. コンピュータソフトウェアの設計・開発に関する総合的な実習を通じて、あらゆる分野においてのソフトウェア開発に必要な技術を修得するための科目を配置します。
  2. ネットワークシステムコース、コンピュータサイエンスコースの科目を選択科目として配置し、ネットワークと連携するソフトウェアやハードウェアにかかわる豊富な科目数を確保します。また、利活用に関する幅広い周辺科目を配置します。
  3. 現代工学の基本であるハードウェアとソフトウェアを、横断的に学べる科目を配置します。

<ネットワークシステムコース>

情報システムデザイン学系における教育課程編成の方針を踏まえ、ネットワークシステムコースは、以下に特に配慮して教育課程を編成し、実施します。

  1. ネットワークの構造と構成要素に関する技術を理解するための主要基幹科目と、それらを組み合わせてネットワークの設計・運用に活かす科目を、体系的に配置します。
  2. コンピュータソフトウェアコース、コンピュータサイエンスコースの科目を選択科目として配置し、ネットワークと連携するソフトウェアやハードウェアにかかわる豊富な科目数を確保します。また、ネットワークの利活用に関する幅広い周辺科目を配置します。
  3. 現代工学の基本であるハードウェアとソフトウェアを、横断的に学べる科目を配置します。

<アミューズメントデザインコース>

情報システムデザイン学系における教育課程編成の方針を踏まえ、アミューズメントデザインコースは、以下に特に配慮して教育課程を編成し、実施します。

  1. 実習を含むアート&デザイン、情報社会、情報メディア科目を、1年次から体系的に配置します。

<社会コミュニケーションコース>

情報システムデザイン学系における教育課程編成の方針を踏まえ、社会コミュニケーションコースは、以下に特に配慮して教育課程を編成し、実施します。

  1. 国際社会とITに対応したコミュニケーション能力を身につけるための科目と基盤科目を、体系的に配置します。
  2. コミュニケーション科学、メディア文化論、性格心理学、環境健康論などの主コースで学ぶ分野以外に、他の分野の専門科目を選択科目として配置します。
  3. 技術と社会のかかわり及び相互作用について、非工学的要因や社会的プロセスを意識できるよう、文科系・理科系の統合的なコミュニケーション能力を育成します。

<コンピュータサイエンスコース>

情報システムデザイン学系における教育課程編成の方針を踏まえ、コンピュータサイエンスコースは、以下に特に配慮して教育課程を編成し、実施します。

  1. ソフトウェア技術の枠を超えて、コンピュータ科学の理論と基礎から応用技術まで学べるよう、基礎、専門、応用に至る科目を段階的かつ体系的に配置します。
  2. 本学の伝統である「実学尊重」の精神に基づいて、実践的エンジニアとしての素養を養うために、実験・演習科目を多く配置します。

電子・機械工学系

理工学部の電子・機械工学系は、2つの専門コースを設け、電気・電子工学、機械工学、人間医工学などの専門知識や技術の基礎を身につけることを目的に、以下の方針に基づいて教育課程を編成し、実施します。

1. 専門知識や技術の理解に必要不可欠な数学、自然科学、工学、情報の素養を身につけることを目的とした基盤科目を、入学初年度に集中的に配置します。

2. 学系全体における基幹科目や課題・問題解決能力の育成を目的としたゼミ、実習、実験科目を、学年進行に従い系統的に配置します。

3. 学際的な知識や応用事例を学ぶことを目的とした周辺科目を、学年進行に従い系統的に配置します。

4. 学際領域への関心を高めることを目的に、主コース以外の分野における専門科目を選択科目として配置します。

5. 人間性と国際性を高めることを目的に、人間形成科目及び英語科目を4年間にわたって学べるよう配置します

<電子システムコース >

電子・機械工学系の教育課程編成・実施の方針を踏まえ、電子システムコースは以下に特に配慮して、教育課程を編成し、実施します。

1. 電気電子工学分野に必要不可欠な素養を身につけることを目的とした基盤科目を配置します。

2. 電気電子工学分野全体における基幹科目や課題・問題解決能力の育成を目的としたゼミ、実験科目を、学年進行に従い系統的に配置します。

3. 人間を対象とした電気電子工学技術において、学際的な知識や応用事例を学ぶことを目的とした周辺科目を、学年進行に従い系統的に配置します。

4. 電気電子工学分野の技術者として必要な素養として、学際領域への関心を高めることを目的に、主コース以外の分野における専門科目を選択科目として配置します。

5. 電気電子工学分野の技術者として必要な人間性と国際性を高めることを目的に、人間形成科目及び英語科目を4 年間にわたって学べるよう配置します。

<機械システムコース>

電子・機械工学系の教育課程編成・実施の方針を踏まえ、機械システムコースは以下に特に配慮して、教育課程を編成し、実施します。

1. 機械工学分野に必要不可欠な素養を身につけることを目的とした基盤科目を配置します。

2. 機械工学分野全体における基幹科目や課題・問題解決能力の育成を目的としたゼミ、実験科目を、学年進行に従い系統的に配置します。

3. 人間を対象とした機械工学技術において、学際的な知識や応用事例を学ぶことを目的とした周辺科目を、学年進行に従い系統的に配置します。

4. 機械工学分野の技術者として必要な素養として、学際領域への関心を高めることを目的に、主コース以外の分野における専門科目を選択科目として配置します。

5. 機械工学分野の技術者として必要な人間性と国際性を高めることを目的に、人間形成科目及び英語科目を4 年間にわたって学べるよう配置します。

建築・都市環境学系

理工学部建築の都市環境学系は、2つの専門コースを設け、建築学、土木工学、都市工学、環境学などの専門知識や技術の基礎を身につけることを目的として、以下の方針に基づいて教育課程を編成し、実施します。

1. 学位授与方針1.掲げる能力を滋養するために、「人文社会系教養科目」を全学年で履修できるように配置します。

2. 学位授与方針2.に掲げる能力を滋養するために、「英語科目」を必修科目とし、他言語科目も選択科目として配置するとともに、「人文社会系教養科目」を全学年で履修できるように配置します。

3. 学位授与方針3.に掲げる能力を滋養するために、理工系基礎科目である「学部共通科目」を入学初年度に配置し、さらに専門の基幹科目である「学系共通科目」を学年進行に従い系統的に配置します。

4. 学位授与方針4.に掲げる能力を滋養するために、実験、実習、設計製図、卒業研究を、学年進行に従い系統的に配置します。

5. 学位授与方針5.掲げる能力を滋養するために、専門知識を深く学ぶための発展科目を教育課程後半に配置します。

6. 学位授与方針6.に能力を滋養するために、実験、実習、設計製図、卒業研究を、学年進行に従い系統的に配置します。

7. 学位授与方針7.に掲げる能力を滋養するために、情報系科目を「学部共通科目」及び「学系共通科目」として配置します。

共通教育群

理工学部の共通教育群は、豊かな人間を形成するための教養と確かな基礎学力を有し、国際社会に対応できる人材の養成を目指し、以下の方針に基づいて教育課程を編成し、実施します。

  1. 社会の中での自分の立ち位置と、その意味を判断する力を涵養するために、社会科目を配置します。
  2. 歴史と文化を理解し、他者への敬意を払いつつ、革新を企てることができる自立心と批判的な思考力を育むために、人文科目を配置します。
  3. 具体的に、かつ計算を重視して思考する基礎力を身につけるために、数学の魅力を知る数学基盤教育を配置します。
  4. 自然現象を物理的に見る目を涵養するとともに、専門科目の基盤となる実験的手法と論理的思考を身につけるために、物理基盤教育を配置します。
  5. 物質を理解し創製するという科学技術の基盤となる基礎能力を養うために、化学基盤教育を配置します。  
  6. 教職課程科目を配置し、教師として子どもを教育する上で必要な教育実践を行い、かつ教師としての力量の基礎を培います。
  7. 英語力、コミュニケーション能力、行動力を培うための科目を配置します。
  8. 科学・技術にかかわる倫理上の問題への理解を深め、また、教養ある社会人に相応しい倫理観を涵養するための科目を配置します。

理工学部に所定の期間在学し(※)、卒業に必要な単位を修得して、次の学修成果を上げた者に対して、学士の学位を授与します。

1. 理工学に関する基礎学力に加え、専門分野の知識と技術をもつこと。

2. 課題と問題の内容を理解し、その課題・問題を解決するための考える力を有し、文章並びに口頭でわかりやすく表現できること。

3. 科学技術社会の永続的発展に寄与するため、専門分野に関連する周辺領域や学際領域を理解すること。

4. 人間性豊かな社会人として必要な素養を身につけること。

5. 国際的に通用する人材としての基本的な語学力と広い教養を身につけること。

※標準修業年限は4年。

理学系

理工学部の理学系は、本学部の学位授与方針をもとに、本学系に所定の期間在学し(※)、以下の能力を身につけた者に対して、学士(理学)の学位を授与します。

1. 数学、物理学、化学、数理情報学のいずれかの分野における専門的知識や技術を身につけていること。

2. 課題を理解し、課題の解決に向けて取り組んだ内容とその結果を、口頭及び論文により発表できること。

3. 理工学に関する基礎的知識を身につけていること。

4. 理学や工学における学際領域に関する知識と関心を持つこと。

5. 国際的に通用する人材としての基本的な英語力を身につけること。

6. 人間的・文化的・社会的学問分野の素養を身につけていること。 

※標準修業年限は4年。

以下は、各コースが特に配慮する方針です。

<数学コース>

理学系における学位授与の方針を満たした上で、以下の能力を身につけた者に対して、学士(理学)の学位を授与します。

  1. 代数学、解析学、幾何学における高等数学の内容を十分に理解すること。
  2. 論理的思考を身につけ、問題に対して粘り強く考える力を身につけること。
  3. 具体的な問題に対して見通しを立て、分析と計算を遂行できること。
  4. 数学のおもしろさを自ら体験し、それを他者に対して明快に説明できること。
  5. 数理科学と歴史や社会とのかかわりを十分に理解すること。

<物理学コース>

理学系における学位授与の方針を満たした上で、以下の能力を身につけた者に対して、学士(理学)の学位を授与します。

  1. 物理学の基礎的素養を身につけ、基本に立ち返って課題を探求・解決する能力を持つこと。
  2. 探求の成果を文書及び口頭で報告できること。
  3. 人間的・学際的・国際的視野を持つこと。

<化学コース>

理学系における学位授与の方針を満たした上で、以下の能力を身につけた者に対して、学士(理学)の学位を授与します。

  1. 化学の基礎的及び専門的素養を身につけ、さまざまな課題を根本原因から探求して解決する能力をもつこと。
  2. 探求の成果をまとめ、文書及び口頭で報告できること。
  3. 人間的・学際的・国際的な視野と知識を持つこと。

<数理情報学コース>

理学系における学位授与の方針を満たした上で、以下の能力を身につけた者に対して、学士(理学)の学位を授与します。

  1. 数理情報学分野における基礎的知識並びに専門的知識を身につけた上で、それらを応用してさまざまな基本的課題を解決する能力を身につけること。
  2. 課題の内容を理解した上で、それに対する探求の内容とその結果を、自ら考察するとともに、文章並びに口頭でわかりやすく表現し伝えることができること。
  3. 幅広い教養と国際的な視野、かつ理工学分野の技術者としての基礎的な素養を持つこと。

※標準修業年限は4年。

生命理工学系

理工学部の生命理工学系は、本学部の学位授与方針をもとに、本学系に所定の期間在学し(※)、以下の能力を身につけた者に対して、学士(工学)の学位を授与します。

1. 理工学分野広範に渡る基礎知識を身につけること。

2. 生命理工学分野2 コース間で共通して必要な基盤となる知識を身につけること。

3. 生命理工学分野のスペシャリストになるための、専門的な知識を身につけること。

4. 生命理工学分野の技術者になるための実験技術を身につけること。

5. 論理的に思考することで問題を解決し、その結果を定量的に発表・議論するとともに正確に記述できる工学的・自然科学的な思考能力を身につけること。

6. 生命分野以外の知識を身につけることにより、周辺領域に及ぶ思考能力を身につけること。

7. 国際性豊かな人材になるため、基本的な語学力や教養を身につけること。

※標準修業年限は4年。

情報システムデザイン学系

理工学部の情報システムデザイン学系は、本学部の学位授与方針をもとに、本学系に所定の期間在学し(※)、以下の能力を身につけた者に対して、学士(情報学)の学位を授与します。

  1. 専門科目の学びを通じて、情報に関する専門的な知識・技術を身につけ、かつ情報社会における諸問題を発見し解決する能力を身につけること。
  2. 実験及び卒業研究科目を通じて、情報システムを効果的に利用し、自ら調査・分析した内容を、情報メディアを駆使して理論的にわかりやすく報告できること。
  3. 学系共通であるキャリア科目の学びを通じて、社会の仕組みと、その中で情報技術が果たしている役割を理解し、責任と自覚を持って情報社会の発展に貢献できる能力及び広い視野を身につけること。
  4. グループワークに関する科目を通じて、各自が高いコミュニケーション力を持ち、問題解決に向けてグループで行動できる能力を身につけること。
  5. 主コース以外の専門分野の学びを通じて、学際領域に関する視野を身につけること。

以下は、各コースが特に配慮する方針です。

<コンピュータソフトウェアコース>

情報システムデザイン学系における学位授与の方針を満たした上で、以下の能力を身につけた者に対して、学士(情報学)の学位を授与します。

  1. ソフトウェアとハードウェアに関する専門科目・周辺科目の履修を通じて、ソフトウェア開発に必要な基礎的な知識・技術を身につけること。
  2. 卒業研究を通じて、研究や発表などの基礎を学んでいること。

<ネットワークシステムコース>

情報システムデザイン学系における学位授与の方針を満たした上で、以下の能力を身につけた者に対して、学士(情報学)の学位を授与します。

  1. ネットワークの構造と構成要素に関する知見を踏まえて、ネットワークの設計や運用、さらに利活用にかかわる諸問題を解決する能力を身につけること。
  2. ネットワーク技術と、その応用分野全般に関する報告ができること。
  3. 現在のネットワーク技術の広がりと、将来の技術革新を展望する視野を身につけること。

<アミューズメントデザインコース>

情報システムデザイン学系における学位授与の方針を満たした上で、以下の能力を身につけた者に対して、学士(情報学)の学位を授与します。

  1. 幅広い教養と豊かな人間性を持ち、「遊び」や「人を楽しませる」ことにかかわるテクノロジー、芸術、文化について学ぶこと。
  2. 映像、出版、ゲーム、CG、音楽等、コンテンツの企画、製作の実践を通じて、感動力、発想力を身につけること。
  3. 情報を編集・デザインして表現できる情報技術の専門家として、誰もが使いやすく、気持ちよく使えるヒューマンインタフェースを企画・設計・評価できる能力を身につけること。

<社会コミュニケーションコース>

情報システムデザイン学系における学位授与の方針を満たした上で、以下の能力をつけた者に対し、学士(情報学)の学位を授与します。

  1. 感性学、社会学、心理学、メディア文化論、芸術論、教育分野などのカリキュラムを履修することで、社会的な側面からの研究視座を培うこと。
  2. インターネットを活用するほか、さまざまな実験、フィールド調査、アンケート調査を実施することで、課題設定と問題を解決する能力を、個人及びグループ単位で確実に身につけること。
  3. 文章表現及びプレゼンテーションのノウハウとルールを学ぶことで、研究成果を口頭や文書で表現する能力を培うこと。
  4. 情報技術及びその成果に対して合理的な信頼があることを前提としつつ、その成果を享受する人々の多様な思考や感情を理解し、また事故に対処するためにも、技術者が立脚すべき倫理を確立すること。

<コンピュータサイエンスコース>

情報システムデザイン学系における学位授与の方針を満たした上で、以下の能力を身につけた者に対して、学士(情報学)の学位を授与します。

  1. コンピュータ科学の基礎的・専門的知識を身につけ、創造的・論理的な思考力を持ち、問題発見・解決するための高度な能力を身につけること。
  2. 既知の問題のみならず、自ら問題を発見し、コンピュータの専門知識を駆使して、問題を解決できること。
  3. 研究成果を、適切な表現を用い、正確かつ分かりやすく、他者に報告できること。
  4. 幅広い教養と豊かな人間性を持ち、グローバルな視野を身につけること。

※標準修業年限は4年。

電子・機械工学系

理工学部の電子・機械工学系は、本学部の学位授与方針をもとに、本学系に所定の期間在学し(※)、以下の能力を身につけた者に対して、学士(工学)の学位を授与します。

  1. 電気・電子工学、機械工学を中心とする専門知識と技術の基礎を身につけ、さまざまな問題や課題を解決する能力を身につけること。
  2. 設定目標に対する実施計画、方法、成果、評価、考察、問題点、改善提案をまとめ、わかりやすく報告できる能力を身につけること。
  3. 工学倫理に基づき、電気・電子工学、機械工学を基盤とした、21世紀のグローバル化に対応できる学際的視野と知識を身につけること。
  4. 主コース以外の専門分野を学ぶことにより、学際領域に関する視野を身につけること。
  5. 電気・電子工学、機械工学を中心とする専門知識と技術を基礎として、人間性を高めグローバルな視野をもつこと。

※標準修業年限は4年。

建築・都市環境学系

 理工学部の建築・都市環境学系は、本学部の学位授与方針をもとに、本学系に所定の期間在学し(※)、以下の能力を身につけた者に対して、学士(工学)の学位を授与します。

  1. 良識ある人間性、倫理性、福祉への眼差し等の資質と感性を有し、かつ人文科学、社会科学等の基礎知識を有する心身健全な建設技術者としての能力を身につけること。
  2. 科学技術のグローバル化に伴い、異文化を理解する能力や文化的素養を有すること。かつ、柔軟な思考力のもと、自らの考えを文章化し、意見交換を通して多様化する社会の諸問題に対応でき、将来において国際的にも活躍できる建設技術者としての能力を身につけること。
  3. 物理学、化学、数学などの工学的基礎力の育成に重点を置き、専門科目では講義、実験、実習、演習を通して、即戦力となる建設技術者としての能力を身につけること。
  4. 技術者として豊かな創造力や柔軟な思考力を有し、現実社会の中で直面している諸問題を認識し、その問題解決について考える能力を有し、かつ高度な社会的要請にも対応できる建設技術者としての能力を身につけること。
  5. 自然の仕組みを理解し、人間と自然界が共生でき、持続可能な社会を構築する技術、また地域から地球規模に至る環境評価・予測・保全に必要な技術を有した建設技術者としての能力を身につけること。
  6. 与えられた制約のもとで、情報を収集・評価して利用する能力を有し、チームを組織して計画的に仕事を進め、問題を解決していく能力を身につけること。
  7. 急速に発展する高度情報化に対応できるように、情報技術に関する基礎及びアプリケーションの活用やプログラム作成能力を有した建設技術者としての能力を身につけること。

※標準修業年限は4年。

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