情報システムデザイン学系 松浦准教授の特許技術が採用 新形状ブロック玩具「ルミノイド®」

2017.06.28

ピープル株式会社の新製品に
東京電機大学・松浦准教授の特許技術が採用
新形状ブロック玩具「ルミノイド®」

東京電機大学(学長・安田浩)の松浦昭洋准教授(所属:理工学部 情報システムデザイン学系)が発明した特許技術を採用し、同准教授と松浦研究室の学生が共同研究・開発に参加した、産学連携による知育玩具が来る7月24日(予定)に全国発売されます。
同製品は、ピープル株式会社(東京都中央区/取締役兼代表執行役社長・小暮雅子)が発売するブロック玩具「ルミノイド®」です。「ルミノイド®」は、6歳以上の男児を主な使用対象とし、円形・曲線形状の6種類のパーツを組み合わせて遊ぶブロックで、生き物をはじめ多種多様な形状をつくれる点や、各パーツが接合後も回転して動かせることから、創作物を好きな姿勢にできる点が特長です。
骨や関節のような丸みをもつユニークな形状のパーツは特に男児の創作意欲を刺激し、組み立てながら創作物の構造や仕組みを考える科学的思考が自然に身につく製品とされています。松浦准教授も「くり返し遊びながら、科学的な見方や考え方を養えるブロック」として期待しています。

■パーツ形状と接合・回転の仕組みに松浦准教授が発明した特許技術「組立構造体」が採用
「ルミノイド®」のパーツ形状および接合・回転の仕組みに、松浦准教授が発明した特許技術「組立構造体」(特許第6025807号、登録日:2016年10月21日)等が採用されました。松浦准教授が考案した複数の円を持つ基本構造体のアイデアと、本構造体独自の「接合」、「積み重ね」等ができる特長が応用されています。

■松浦准教授と同研究室所属学生も製品開発に参加
「ルミノイド®」の製品開発には、松浦准教授と松浦研究室に所属する学生(本学大学院生・本学部生の計3名)も共同研究者として参加。数理的視点からパーツの形状や試作品を監修したり、同製品の魅力を伝えるための作例づくりを考案する等、製品化を支援しました。

<松浦昭洋准教授 紹介>
松浦昭洋(理工学部 情報システムデザイン学系 准教授)
1992年京都大学理学部数学科卒業。2002年同大学院情報学研究科博士後期課程修了。NTT、日本学術振興会の研究員等を経て、2003年より東京電機大学。2008年より現職。

<本件に関するお問い合わせ先>
学校法人東京電機大学 総務部(企画広報担当) 担当 本田・秋山
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