「イノベーションジャパン2019-⼤学⾒本市-」出展報告

2019.09.18

8月29⽇〜30⽇の2⽇間、「イノベーション・ジャパン2019-⼤学⾒本市-」に出展しました。
東京電機⼤学では研究成果4件のシーズ展⽰に加え、組織展⽰では「環境計測 地球の健康診断・地球をまるごと「⾒える化」する観測技術」をテーマに、12件の研究について展⽰・
発表を⾏いました。
なお、今年は組織展⽰のブースデザインを建築学科の教職員および学生に協⼒頂きました。

組織展⽰のブースデザインに携わった建築学科の学生

イノベーション・ジャパンは⼤学等の研究成果を展⽰紹介し、社会実装する⽬的で、⼤学と産業界とのマッチングをはかる国内最⼤規模の展⽰会です。
このイベントは⼤学組織展⽰と⼤学シーズ展⽰から構成されています。
⼤学組織展⽰には、本学の教員12名が「環境計測 地球の健康診断・地球をまるごと「⾒える化」する観測技術」をテーマに研究を出展。8月30⽇には理工学部電⼦工学系 田中慶太准教授による、本学の組織展⽰のテーマについてのプレゼンテーションを⾏ないました。プレゼンテーション、ブースともに研究成果に興味を持っていただいた企業や公的機関の⽅々に多数ご来場いただき、⼤変盛況となりました。
⼤学シーズ展⽰では4名が出展。それぞれの研究成果を詳しくかつわかりやすく解説しました。

⼤学組織展⽰ 展⽰内容

テーマ:環境観測 サブタイトル:地球の健康診断・地球をまるごと「⾒える化」する観測技術

本学の⼤学組織展⽰では、⾼⾼度から地球上の⼟壌までの地球の全環境(サイズ・状態等)を網羅した観測及び観測⽀援技術を紹介しました。
「データフォーマットの共通化」等を図り、バイアスのないオープンなデータベースとしての利用を促進することで、シームレスな環境観測のプラットフォーム化を実現することを提案しています。
当⽇は、全体の流れを説明するパネルや、⼈工衛星の画像解析、災害地域のマッピング等の標⽰物とともにプロトタイプモデル(超⼩型衛星、林間⾶⾏ドローン、クローラロボット、群制御ロボット、超⼩型⽻ばたきロボット、センシングデバイス等)を展⽰しました。

展⽰教員

理工学部 電⼦工学系 田中慶太 准教授(テーマ責任者およびプレゼンテーション発表者)
理工学部 建築・都市環境学系 島田政信 教授
理工学部 理学系 ⾜⽴直也 准教授
未来科学部 ロボット・メカトロニクス学科 岩瀬将美 教授
未来科学部 ロボット・メカトロニクス学科 釜道紀浩 准教授
未来科学部 ロボット・メカトロニクス学科 藤川太郎 准教授
工学部 電⼦システム工学科 五⼗嵐洋 教授
工学部 情報通信工学科 ⻑⾕川誠 教授
工学部 情報通信工学科 鈴木剛 教授
工学部 応用化学科 鈴木隆之 教授
システムデザイン工学部 情報システム工学科 ⼩川猛志 教授
研究推進社会連携センター ⼩林亘 教授

当⽇の様⼦

プレゼンテーションの様⼦(田中慶太准教授)

⼤学シーズ展⽰ 展⽰内容

≪装置・デバイス≫
段差や障害物を乗り越えるために⾃己変形する⾞輪
未来科学部 ロボット・メカトロニクス学科 岩瀬将美 教授

≪防災≫
蝶をモデルとした⼩型はばたきロボット
未来科学部 ロボット・メカトロニクス学科 藤川太郎 准教授 

≪ナノテクノロジー≫
発電・蓄電材料としての⾼吸着性ナノ金平糖状粒⼦
工学部 電気電⼦工学科 佐藤慶介 教授

≪医療≫
穿刺術トレーニング装置の実現
理工学部 電⼦工学系 荒船⿓彦 准教授

当⽇の様⼦

プレゼンテーションの様⼦(ロボット・メカトロニクス学科 藤川太郎 准教授)