「橋渡し研究戦略的推進プログラム 異分野融合型研究シーズ課題」に長原礼宗教授の研究テーマが採択

2020.05.14

NEWS RELEASE
報道関係各位

東北大学病院臨床研究推進センター(CRIETO)の2020年度日本医療研究開発機構
「橋渡し研究戦略的推進プログラム 異分野融合型研究シーズ課題」に
東京電機大学・長原礼宗教授の研究テーマが採択

学校法人東京電機大学

東京電機大学(学長 射場本忠彦)の長原礼宗 教授(理工学部 生命科学系)の研究テーマ「経皮投与デバイスPassPort® System(開発:PassPort Technologies, Inc.)による抗がん剤および血中コレステロール総量モジュレーター(調整薬)の投与手段の開発」が、東北大学病院臨床研究推進センター(以下、CRIETO)の2020年度日本医療研究開発機構「橋渡し研究戦略的推進プログラム 異分野融合型研究シーズ課題」に採択されました。
日本医療研究開発機構「橋渡し研究戦略的推進プログラム」異分野融合型研究開発推進支援事業では、医学・歯学・薬学系以外の広範な領域の研究者が持つ先端技術等を医薬品・医療機器等の開発に利活用するシーズの育成を推進することにより、既存の発想を超えた画期的なシーズ開発につなげるとともに、異分野融合型研究の裾野を広げ、医療領域の実用化研究を活性化することを目指しています。
本補助事業費は異分野融合型研究シーズの早期支援と開発支援拠点における支援の質の向上を目的として交付されるもので、拠点であるCRIETOが、異分野融合型研究シーズに対し、総額の範囲内で実用化研究費を配分するとともに、開発研究者への教育や拠点での支援方策を充実させることを目標としています。
本研究課題においては、デバイスを用いて患部への容易な薬剤経皮投与を可能とする「PassPort® System」と明確な医薬効果を発揮する薬剤である分子性化合物「リダイフェン」を組み合わせることで、簡便な化学療法となり得る新しい抗がん(悪性腫瘍)剤、抗ウイルス(デングウイルス、サイトメガロウイルス、インフルエンザウイルス、HIV、またはC型肝炎ウイルス等)感染症剤ならびに抗菌剤等の医薬品ならびに医療機器の開発を目指します。

●長原 礼宗 教授 プロフィール
・氏名:長原 礼宗(ナガハラ ユキトシ)
・略歴:2003年 博士(理学)取得(東京理科大学)
2003年 日本学術振興会特別研究員
2004年 東京電機大学理工学部助手
2006年 東京電機大学理工学部講師
2009年 東京電機大学理工学部准教授
2016年 東京電機大学理工学部教授
・専門分野:生化学、細胞生物学、免疫学
・学会活動等:日本薬学会、日本生化学会、日本癌学会、アメリカ化学会 他

【ご参考】
●PassPort Technologies, Inc.
(本社:米国カリフォルニア州、日東電工株式会社との提携により、創薬維新投資事業有限責任組合[(株)ウィズ・パートナーズと武田薬品工業(株)との協働創薬ファンド]の下に設立された「PassPort® System」の事業化企業、President and CEO:藤澤 朋行)
URL:https://www.passport-tech.com/

「PassPort® System」は、PassPort Technologies, Inc.によって開発された、皮膚表面に微細な孔を開けるマイクロポレーション技術と、微細孔を介した薬物の吸収を制御するパッチ組成技術を組み合わせた新しい投与技術です。この技術を用いることで、これまで注射剤や点滴剤等に投与経路が限定されていた薬剤に対し、皮膚
から有効成分を吸収させる経皮投与という新たな可能性を広げることができます。「PassPort® System」の活用は、低分子薬のみならず、ペプチドや核酸といった中分子医薬、タンパク質のような高分子のバイオ医薬品など多くのモダリティの医薬品に経皮投与という新たな選択肢を提案することが可能となると考えています。

*日本医療研究開発機構(AMED)公式ホームページ 公式ホームページ
https://www.amed.go.jp/
*東北大学病院臨床研究推進センター(CRIETO)公式ホームページ
https://www.crieto.hosp.tohoku.ac.jp/

<取材に関するお問い合わせ先>
学校法人東京電機大学 総務部(企画広報担当) 担当 本田・多田・石井
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