2025.07.30
十文字中学・高等学校で「座れるダンボールチェアを設計しよう~2次元から3次元に展開していく仕組みを考える~」を7月30日に開催しました。
これは、材料(ダンボール)の特性を理解しながら、人間工学の視点から椅子の形をデザインし、2次元の面的なパーツから3次元の立体的な椅子を組み立てる事で、ものづくりのプロセスを体験することを目的とした講座です。
講師は、建築学科の本多由佳助教が担当し、大学院生も1名サポートしました。工学とデザイン、構造関係の講義の後、グループに分かれアイデア出し、設計をへてダンボールを切り出し、椅子の形が徐々にできはじめ、組み合わせて完成したものを講評しました。自分たちのアイデアを形にした作品を前に、生徒が感想を発表しました。
参加者からは、「最近はスマートフォンばかりを見ていたので、ものづくりができて楽しかった」「身近なもので椅子を作ることができ、とても興味深かった」等の声が聞かれました。今後もぜひ交流を深めていきたいと思います。
本学担当教員:
未来科学部 建築学科 本多由佳助教