第91号 「TDUに表れるのは教職員の人間性」

2016.09.20

 8月の末に事務管理職の研修会が開催されました。冒頭、私が挨拶として日々の所感をお話ししましたので、その一部をご紹介します。

 昨今、大学は厳しい時代を迎えています。しかし、どんな企業やいかなる団体でも、常に経営課題があります。そしてこの課題を乗り越えた組織だけが生き残りできるのです。本学園も先人が教育に真摯に取り組み、関係者一体となって課題を解決してきたからこそ、今日があるのです。教職員はこの事を決して忘れてはなりません。そして私が望む教職員の姿勢をお示しします。

 1. TDUをよく知る
 2. 学校運営のプロとして広い視野をもつ
 3. 学園にとり価値のあることを見極めできる人であります。

 さて、初代学長丹羽保次郎先生は「技術は人なり」について、人間の修養、訓練の必要性を述べられました。また経営の神様、松下幸之助の「事業は人なり」と言う本もあります。人の善し悪しが「技術」に、また「事業」に表れるのは、私たちの経験でも理解できるところです。昨今の急速な情報化、IoT 時代にあっても、むしろそうした時代だからこそ、この言葉が重要性を増すと思うのです。

 学校は教員と職員で運営されています。特に学生は先生の背中を見て育ちます。構成員全員がTDUの重要な一員で、TDUに表れるのは教職員の人間性です。このことを忘れず業務にあたって欲しいと思います。

TDUに表れるのは教職員の人間性

☆☆☆理事長メッセージ 第91号(2016.9.20)☆☆☆
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