第101号　「平成30年度事業計画について」

　4月に各校で入学式を迎えました。初々しい新入生たちをみると春の到来と、将来を担う学生・生徒たちの有意義なキャンパス生活を祈らずにはおれません。

　さて3月27日の評議員会で、事業計画が承認されました。平成30年度は学園中長期計画の5年目の中間点となります。大学においては、2年にわたった全学的改編に引き続き、理工系私立大学のトップ（同種同規模）を達成する年でもあります。安田学長のリーダーシップのもと、特色ある学部教育と大学院の充実を目指して教育改革、研究推進に尽力頂きたいと思います。特にものづくりセンターの本格運用に期待するものであります。また、中学校・高等学校におきましては、中長期課題の確実な達成と大学との連携を期待しております。

　一方、運営面では、財政バランスの赤字化に対応すべく聖域なき経費削減に努めるとともに、キャンパス体制の整備を推進してまいります。

　本学園は私立の教育・研究機関として、建学の精神、教育・研究理念を礎とし、特色ある人材育成と研究推進、自立した運営体制の確立を目指します。構成員である教職員全員が、学生・生徒主役を旨とし、それぞれの役割を認識しつつ、お互いに連携、協力することが肝要と考えます。

　全員で輝き続ける強い学園の実現を目指しきたいと考えますので、どうぞよろしくお願い致します。

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