大学院 6つのポイントと3つのポリシー

大学院に進学すると、「正解」を導く学習から「問い」や「発見」を探す能動的な研究活動に大きくシフトします。指導教授のもと研究テーマを決め、修士課程で2年間、博士課程ではさらに3年間かけて研究に専念します。大学院生は、研究室での研究活動や、最先端の研究施設を使用した実験そして論文作成などが中心になりますが、各自が時間管理をしっかり行い、ディスカッションや研究の進捗状況報告、学会への参加、後輩指導、さらに就職活動まで、さまざまな活動を行います。

  • 副手制度

    学部の授業において教員を補助して後輩を指導することにより、人を指導する力を身につけると同時に、自分自身の理解も深めることができます。この副手制度では、月額で手当が支給され、大学院生の経済的支援にもなっています。

  • 英語短期研修プログラム

    海外のいくつかの大学と、先端研究の情報共有や留学・研修プログラムを実施しています。英国ケンブリッジ大学ホマートン校では、大学院生を対象としたイノベーション&テクノロジープログラムを実施しており、ディベートやディスカッションを中心とした授業が展開されています。

  • 就職支援

    きめ細かいキャリア支援や、これまで世に送り出した約22万人の卒業生に対する高い評価などが、大学院生の就職を強力に後押しします。
    毎年、企業から引く手あまたで、約7割の大学院生が研究・開発職などで従業員1,000名以上の大企業に就職しています。

大学院でのステップアップ 図表

Point1 時代をリードする最先端の研究体制

全学的研究機関である「総合研究所」を設置。本学の教員・学生の研究活動を支援しています。博士課程(後期)の学生向けの研究支援として、総合研究所の審査を通過した研究計画に対して研究費を配分する制度を設けています。

Point2 国際学会への参加を積極的に奨励

研究で十分な成果を出す学生に対し、国内外の学会への参加・発表を奨励。大学院生は、本学の助成によってアメリカ、カナダ、オーストリア、ドイツなどの111件の国際学会において研究発表を行い、貴重な経験をしています。(2019年度実績)

Point3 時代の先端を行く教員の指導と理想の研究環境

「連携大学院方式」を導入し、協定先のさまざまな研究機関の連携先研究者(客員教員)のもとで、高度な研究指導を受けることができます。さらに、国内39大学との「学術交流協定」により、他大学の科目履修や研究指導を受けることができます。(2020年度現在)

Point4 公開式の学位論文発表会で科学技術者・研究者としての資質を磨く

「学位論文発表会(修士・博士)」は、教職員や院生・学部生はもとより、一般企業や研究機関など外部の人々にも公開しています。院生が自らの研究を世に問い、科学技術者・研究者としての資質を磨いていくことを目的としています。

Point5 大学院生をサポートする奨学金制度と教育訓練給付制度

国や地方公共団体、民間育英団体の奨学金制度とは別に、本学独自の奨学金制度を用意。大学院修士課程全17専攻は、厚生労働省が運営する教育訓練給付制度の対象講座です。社会人入試で入学し、一定の条件を満たす学生も給付金対象です。

Point6 約7割の大学院生が従業員1,000名以上の大企業に就職

卒業生はおよそ22万人。その多くが科学技術者・研究者として高い評価を受けています。企業や研究機関が新卒採用時における研究開発要員として本学大学院修了者を指名するケースもあります。

入学者受け入れの方針

東京電機大学大学院は、学士課程を修了した者がさらに高度専門知識を修得するために、修士課程と博士課程(後期)を設置しています。

修士課程は、学士課程で基礎専門知識を十分身につけ、専門分野における基礎的な問題を自立的に解決する意欲を持った人を受け入れます。博士課程(後期)は、専門分野における基礎的な問題を解決できる能力を有し、研究者として自立し自発的能力を修得しようとする意欲を持った人を受け入れます。

以上の考えに基づき、以下の入試制度を通して、多様な能力を持った人材を受け入れます。

(1)一般入学試験
修士課程は、本学の建学の精神である「実学尊重」と教育・研究理念である「技術は人なり」を理解し、学士課程における専門知識を十分身につけ、学習意欲に溢れた人材を受け入れます。本学独自の学力試験及び面接試験を実施します。

博士課程(後期)においては、前述した「建学の精神」と「教育・研究理念」を理解し、修士課程までの専門知識を十分身につけ、学習・研究意欲に溢れた人材を受け入れます。本学独自の面接試験を実施します。

(2)推薦入学試験
修士課程は、本学の建学の精神である「実学尊重」と教育・研究理念である「技術は人なり」を理解し、学士課程で良好な成績を収め、学習意欲に溢れた人材を受け入れます。本学独自の面接試験を実施します。

博士課程(後期)は、前述した「建学の精神」と「教育・研究理念」を理解し、修士課程において良好な成績を収め、学習・研究意欲に溢れた人材を受け入れます。本学独自の面接試験を実施します。

教育課程編成・実施の方針

修士課程では、各研究科、専攻の教育研究理念に沿って、
コースワークとして、
(1)専門分野の先端的知識を身に付ける科目
(2)幅広い知識と判断力、思考力、表現力を身に付ける科目
リサーチワークとして、
(3)専門分野の最先端の知識に基づいた課題解決能力を身に着ける科目
(4)成果を論文(または作品)としてまとめ、また、それを発表する能力を身に付ける科目
を体系的に配置します。

博士課程では、各研究科、専攻の教育研究理念に沿って、
コースワークとして、
(1)高度で広範な先端的知識を身に付け、社会が直面する周題を洞察する力を涵養する科目
(2)国際的な場において発表・討論するための能力を涵養する科目
リサーチワークとして、
(3)専門性が要求される周題を自立的に発見解決するための能力を培う科目
(4)研究を実践し、その成果を博士論文としてまとめる能力を培う科目
を体系的に配置します。

学位授与の方針

修士課程:所定の期間在学し(※)、必要な単位を修得し、次の学修成果を上げた者に修士の学位を授与します。
(1)専門分野の先端的知識および関連分野の基礎知識をもつこと。
(2)与えられた基礎的周題(または課題)を解決し、それを発表できる能力をもつこと。
(3)成果を論文(または作品)としてまとめ、審査に合格すること。

博士課程:所定の期間在学し(※)、必要な単位を修得し、次の学修成果を上げた者に博士の学位を授与します。
(1)広範で高度な先端的知識を有すること。
(2)専門性が要求される 問題を自立的に発見解決し、国際的な場において発表・討論できる能力をもつこと。
(3)研究成果を博士論文としてまとめ、審査に合格すること。

※標準修業年限は、修士課程は2年、博士課程(後期)は3年。

関連コンテンツ