1年次に製作したテスターを、在学中の実験で活用

入学当初は英語や数学などもあり、高校の延長のような印象を持ちました。けれども1年次も後期になるとプログラミングなどの専門科目が本格的に始まり、工学部で学んでいるという実感を持ちました。そこで印象的だったのが「ワークショップ」です。実際にLANケーブルや、電流や電圧を測るテスターを自分で製作しました。こうした授業を通してものづくりの面白さと同時に、実験や演習で安全に配慮しながら取り組む姿勢というものを学びました。また、課題を期日までに提出する計画性も身についたと思います。

1年次の制作LANケーブルやテスターの製作に挑戦

1年次に製作したLANケーブルやテスターは、2年次以降に行う実験でも使用した、愛着のあるものです。自分でハンダづけなどを行ったのも思い出深いですね。

友人たちと協力し合い、難解なプログラミングに取り組む

2年次にはさらに高度なプログラミング技法である「データ構造とアルゴリズムⅠ」に取り組みました。それまで利用したことのないプログラム言語を用いたので、かなり苦労しましたね。一人で理解するのは難しいと思い、友人たちと一緒に取り組み、お互いにわからない箇所を教え合いながら課題をこなしたことが忘れられません。2年次は専門性も深まり、提出するレポートでもより深い部分まで掘り下げられるようになったと思います。また学生同士で協力することを身につけた学年でもありました。

2年次の制作その後の勉強の基礎になるプログラム製作

アルゴリズムに関するレポートは非常に難しく、友人たちと夜遅くまで学校に残り、なぜシステムが動かないのかを議論しました。その経験が3年次以降の勉強の基礎にもなっています。

カーナビなどに搭載される自動車情報技術の最先端に触れる

3年次で思い出深いのは「グループスタディⅠ・Ⅱ」です。少人数で自分の興味のある分野について学んでいくのですが、私はカーナビに渋滞情報などを提供するVICS(道路交通情報通信システム)について研究。実際にVICSセンターを訪ね、詳しいお話を聞いたり質問したりしたことを覚えています。また自分でパーツも選んでものづくりを行う「情報通信工学実験」も、コストや納期のことを考慮に入れて手を動かすという意味で勉強になりました。この授業に限らず、自ら考えて行動することが3年次には多くなったと思います。

3年次の制作コストなども考慮したものづくりを体験

この光検知器は「情報通信工学実験」で製作しました。暗さを感知して発光するのですが、品質、コスト、納期、安全を満たすことがものづくりでは大切なのだと実感しました。

情報技術の面から、自動車のエコを追究する卒業研究

3年次までに必要な単位を取得し、4年次は卒業研究のみに打ち込めるようにしました。「シングルホップネットワークのサイズ評価に関する検討」というテーマなのですが、自動車同士で通信を行う際に、その電波の送信電力を最適に制御する技術について研究しています。エコカーが人気の自動車業界では、燃料だけでなく電波などの消費電力についても削減していくことが重要だと思い、取り組んでいます。大変ですが、一つのことをとことん突き詰めていくことの面白さを実感しています。

4年次の制作適正な電波の量を探り、試行錯誤の日々

卒業研究では、電波を送る距離をできるだけ短くすることをめざして日々実験を行っています。最適な量を見極めるのはなかなか難しく、試行錯誤の日々が続いています。

パイオニア株式会社

車が好きなので自動車メーカーも考えましたが、カーナビによる相互通信や自動運転などこれからの自動車業界をリードする技術を考えた場合、自動車メーカー以外でも重要な役割を担えると感じ、また、自分の知識をより生かせると思いパイオニアを選びました。就職後は、自動車事故のない、安全な社会の実現に貢献できるような技術を開発したいです。そして、安全で楽しいカーライフを提供したいと思っています。

卒業後 部活動の道具陸上競技部に所属し、部の短距離100mの歴代記録を塗り替えることができました。

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