工学部 機械工学科 私の4年間のステップ

エンジンの分解・組み立てで、機械の構造を理解する

「ワークショップ」という授業が印象深いですね。私たちが普段利用している自動車の中の一部品であるエンジンやコンプレッサを、一旦分解したうえで再度組み立てるということを体験しました。分解したことで部品一つひとつへの理解が深まり、また構造も把握することができました。さらにグループで取り組んだことで、一つのことに皆で取り組むということの難しさ、そして面白みも肌で感じることができたと思います。

1年次の研究分解・組み立てを通して4力学を学ぶ

機械工学では材料力学・熱力学・流体力学・機械力学の4力学を学びますが、エンジンにはそのすべてが活用されています。エンジンの分解・組み立てを通して、それらのことがよく理解できました。

CADの課題に四苦八苦、友人と放課後に取り組んだことも

「機械設計製図Ⅰ・Ⅱ」という授業で、2Dと3DのCADを使った製図を学びました。製図は自分で奥行きをイメージする2Dのほうが難しいので、まずは3DCADから学びました。最初はCADの操作に慣れず、苦労しました。少しの寸法のズレが全体に影響を与えるので、何度も先生から修正指示を受けました。課題を完成させるために授業時間だけでなく、放課後などに友人と一緒に取り組んだことが忘れられません。

2年次の研究自分のイメージを製図を通して表現

製図の授業でフランジ型軸継手という部品の製図を行いました。製図を通して、自分のイメージした形状を他者に伝えられる図面づくりを身につけたと思います。

設計・製図を通して、構造理解など多くの力を身につける

2年次で学んだ専門分野の基礎的な部分を、より深く掘り下げていくのが3年次です。ここでも製図に苦労しました。渦巻きポンプという製品の設計がテーマで、水の流量や全揚程(圧力)を指定されて取り組みました。どの部分にどれだけの力が必要なのかを計算し、図面に反映させていきます。製図を行うだけでなく、計算した内容をまとめた設計計算書も添付しなければなりません。この課題に取り組んだことで、構造を理解する力と、自分の考えを設計に反映させる力が身についたと思います。

3年次の研究格段に上がった難易度やり終えられたことが自信に

渦巻きポンプは、2年次に取り組んだ部品設計をいくつも組み合わせて製品を設計するようなもの。難易度も格段に上がりましたが、大きな自信にもなりました。

高層ビルのエレベータの安全性を、データから読み解く

エレベータに興味を持ったことから、振動・制御研究室を選びました。卒業研究では「昇降機システムの耐震・耐風設計評価システムの構築」をテーマに、企業との共同研究に取り組んでいます。近年、建造物の高層化が進み、エレベータで使用されるロープも長くなる傾向にあります。そこから発生する振動が停止や故障の原因にもなっており、その対策を考えています。企業から提供されたデータによって得られた結果を、解析している最中です。

4年次の研究さまざまな人の意見を取り入れ、データを解析

卒業研究のデータ解析は、単に教授や大学院生の指示に従うだけでなく、研究室の友人の意見も取り入れることが、意外と重要なんだと実感しています。

三菱電機株式会社

自宅にあるホームエレベータに興味を持ったことから現在の研究室を選び、卒業研究のテーマを決め、そして就職先もエレベータを手がける会社を志望しました。学生時代を振り返ってみると、常に手を動かして知識を身につけてきたという印象があります。就職後は学んだ知識を生かして、より安全で安心なエレベータやエスカレータの開発に取り組んでいきたいと思っています。できれば「世界最速のエレベータ」など、世界に誇れるようなものづくりに携わりたいですね。

サッカーチームのユニフォームイングランドのサッカーチーム、トッテナムのファン。いつか現地で応援したいです。

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