建築に興味があったので、6年一貫のカリキュラムや充実した研究設備などさまざまな角度から建築を学べる環境に魅力を感じ、自分の成長につながると思いました。

建築の基礎をイチから徹底的に学んだ

「建築設計製図Ⅰ」は、設計課題に沿って図面・模型をつくる授業です。建築学の基礎となる授業で、図面の線の引き方や模型の材料の切り方、パースの描き方など、徹底的に学んでいきます。基本的な作業ですが、すべてをイチから学ぶ私には難しく、失敗を重ねながら技術を身につけました。その分、初めて図面や模型をつくりあげた達成感は大きく、ものづくりの喜びを知ることができました。

1年次の作品最初につくった模型「阿部邸」。細部のこだわりに個性が出ます。

CADの授業でクリエイティブな発想と視点を養った

1年次までは図面を手で描いていましたが、「建築CAD」の授業ではパソコンのソフトであるCADを使っての製図・モデリング作業を学びました。手描きの図面・模型とは別の表現であり、3Dにする際の空間把握能力など、よりクリエイティブな発想と視点を養うことができました。課題である駅舎のモデリングでは、採光で特徴を演出するなど高い評価を得ることができ、その後の自信につながりました。

2年次の作品初めてCADを用いて「駅舎」をモデリング。

将来も建築に携わるうえでの基盤を築く

私は、建築の中でも特に「構造」に興味があり、深く学びたいと思っていました。「鉄筋コンクリート構造」は、建築物の構造系の一つであるRC造の知識を学ぶ授業です。構造計算は、力学的知識と材料の化学的本質の両方を理解することが求められます。そのため、授業の何倍もの時間をかけて復習を繰り返すなど苦労もしましたが、将来も建築に携わるうえでの基盤を築くことができました。

3年次の作品構造のルールが書かれた基準書と、それを解説する参考書。

企業と共同で構造体の研究を行う

4年次に念願の構造系の研究室に入ることができました。卒業研究のテーマは「RC造におけるピン接合ディテールの研究」です。企業の方々との共同プロジェクトで、コンクリートの床と柱の接合部分を取り出して、さまざまな実験を行い、データを分析しています。構造体を実際に加力して調べる実験は、大学の授業ではなかなか学べないことで、より実践的な経験が自分にとっての大きな力になっています。

4年次の作品卒業研究の実験結果をまとめたレポート。

東京電機大学大学院 未来科学研究科 建築学専攻

本学の建築学科は、6年一貫のカリキュラムを採用しており、私自身も入学時から大学院進学を考えていました。大学院修了後に一級建築士の資格取得を目標として努力しています。学内に設置されている一級建築士事務所を利用した長期インターンシップの履修もそのひとつです。大学院では、構造の研究を進めながら、より深い知識と経験を積み、建築士になる夢を叶えたいと思っています。

少林寺拳法部に所属

大学では経験したことのない部活動をしたいと思い、少林寺拳法部に入部。週3回の活動をしながら、黒帯である初段を取ることができました。

少林寺拳法部に所属

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