よろこびを得た模型製作ワークショップ

幼い頃からものづくりに興味があり、ダンボールなどで作品づくりをしていました。高校で進路を考えた際、「人の役に立ち、社会貢献もできる」建築を学べる大学を目指したいと感じ本学への進学を決めました。当時、キャンパスは北千住に移転したばかりで、最先端の環境の中で学ぶことで建築をより深く学べるのではと考えたこともきっかけです。「建築ワークショップ」では、建築の知識が乏しい中でも、設計から実物作成までを体験でき、自分のデザインを具現化するよろこびを得ました。

1年次の作品著名な建築家の邸宅を模型で再現

授業の課題で、1974年に建てられた建築家・阿部勤氏の邸宅「中心のある家」の模型製作に取り組みました。二点透視図法を用いるパース作成、図面など、はじめての経験で新鮮なおどろきと充実感がありました。

利用者視点に立つ建築の難しさを実感

2年次は、図面の書き方やスケッチの見せ方など基礎を学習した1年次とは異なり、より専門的な授業になりました。「建築設計製図Ⅲ」では、建築物の中に複数の用途を含む建物の設計に取り組み、空間をテーマや用途で分ける「ゾーニング」や、門から入口までの「アプローチ」など、利用者の視点に立ち設計する難しさを知りました。また、CADを用いた図面作成や、CGや動画の作成など、パソコンを用いた課題も登場し、新鮮な気持ちで知識を深めることができました。

2年次の作品はじめて使ったCADでの図面作成

成果物「屋上庭園のあるオフィス設計」では、2年次となり、はじめて触れたCADを用いて図面を引き、設計にあたりました。手書きとは異なる表現方法は新鮮であり、かつ私に合っていると感じました。

他分野を学ぶ学生と協力し練り上げたテーマ

4年間の学びでもっとも印象に残っているのが3年次の授業です。「建築設計製図Ⅴ」で、5名1グループをつくり、複合施設の設計に取り組みました。グループワークの大変さは前回の課題で経験済みでしたが、この課題は「意匠計画」・「環境」・「構造」と別々の分野の学生が一緒になり設計を行う初のテーマ。異なった専門分野を学ぶ人と協力し設計を進めていくのは想像以上に難しく感じました。しかし、その分、他分野に触れることで学び得たものも多く、楽しさも感じました。

3年次の作品半期の間、皆で製作に取り組んだ「麻布の鏡」

他分野の学生とグループ製作した成果物、「麻布の鏡」の製作期間は3~4ヶ月の長期間で、途中、それぞれ分野を学び、再度集まり取り組むという過程もありました。一人ひとりの成長が反映された課題でもありました。

卒業研究に向け初めて一人で決めた課題

これまでの課題テーマは先生に設定していただいたものでしたが、4年前期では、課題を自らで決めて設計を行いました。あらゆる角度から土地を読み解き、問題を抽出し、設計によりその答えを見つけるというもので、地域の調査の仕方や問題点の見つけ方を学ぶことができました。そして卒業研究で取り組んだのが「建築作品のデザイン・プロセスの分析とGrasshopperによる検証」です。ある都市計画をPCソフトでプログラムに置き換えていくもので、まさに4年間の集大成の内容であると感じています。

4年次の作品北千住の街をテーマに取り組んだ最終課題

北千住駅周辺ということは決まっていましたが、敷地面積や街区の設定は学生が行うという自由度が高い課題でした。自己判断で進めていく課題ならではの、本学での学びが反映された成果物だと感じています。

東京電機大学大学院 未来科学研究科 建築学専攻

本学の魅力として、6年間一貫したカリキュラムで学べる点があり、大学3年の早い段階で大学院への進学は決めていました。大学院在籍中の二級建築士の取得、一級建築士の受験資格取得に必要な実務経験を満たせる長期インターンシップが用意されているので、資格取得にも取り組んでいく予定です。まだ学びの途中ですが、将来の夢は世界で活躍する建築デザイナーです。以前、海外に滞在していた経験もあり憧れがあります。本学での学び、またその中で見つけた曲線による設計という自分の個性を大切に、夢の実現を目指していきたいと思います。

部活動での演奏会以前から音楽ファン。本学ではコーストジャズオーケストラ部に所属していました。

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