初めての製図と講義で、電大生としての自覚が高まった

「基礎製図」では、グループで簡単な機械を分解して、図面に起こしました。製図法を学ぶ前だったので、どこの寸法を測って図面にどう書いたらよいかなど話し合いながら仕上げました。今見直すと間違いが多いですが、初めて図面を書いた思い出深い授業です。「機械工学概論Ⅰ」では、機械工学の各分野について、専門の先生が話をしてくれました。授業中には、「本学の有名企業への就職実績が高いのは基礎がしっかりしているため」といった話もあり、電大生としての自覚が高まりました。

1年次の制作「基礎製図」の課題の「バルブ」。
中の仕組みも学んだ。

機械工学に必要な加工技術と実験手法を習得した

「機械工学実験・実習Ⅰ・Ⅱ」では、実際に旋盤やフライス盤などの加工機械を使って、棒状の器具製作や、はめあい加工の練習、材料の強度を調べる引張試験の実験、振動実験などを行いました。一連の実習を通して、機械工学に必要な基本的な加工機械の使い方と加工法、実験手法を学びました。実習のレポートは、たとえ「文系の人が見ても加工手順がわかるように書く」ということを徹底して指導されました。この授業で学んだことは全て技術者に必要なもので、卒業研究でも役立っています。

2年次の制作実習で製作した、「マンドレル」という器具と、はめあい加工。

50枚もの設計図を仕上げ、設計・製図の大切さを実感した

「機械設計製図Ⅲ・Ⅳ」では、半年かけて、ワイヤーを巻き上げる機器「手巻きウインチ」の設計・製図に取り組みました。指定された仕様を満たすように必要な強度を計算し、法律で定められた規格を調べながら、部品一つひとつの寸法を決め、手書きで製図しました。全体図や部品図は約50枚にもおよびました。授業時間内では終わらず、自宅や大学の製図室で、納得できるまで何度も書き直し、一枚一枚仕上げていきました。大変でしたが、設計・製図の大切さを実感することができました。

3年次の制作本格的な設計の流れを学んだ、「手巻きウインチ」の設計図。

卒業研究で、問題解決のプロセスを学んだ

ニッパーなどの切断工具の刃先は、研磨して切刃を付けます。現在この過程は職人が手作業で行っていますが、卒業研究では、一定品質の工具を大量生産できるように、これを自動で行う装置を開発しています。開発のポイントの一つに、装置に刃を水平に設置する必要があり、私は設置した刃の画像を撮影し、正しく設置されているかどうかを自動判別するシステムを開発しています。また、卒業研究を通して、技術者としての問題解決のプロセスを学ぶことができました。

4年次の制作卒業研究で製作した「切断工具の自動刃付装置」。

東日本旅客鉄道株式会社

子供の頃から電車が好きで、徐々に電車が動く仕組みなどメカニックな部分に興味をもつようになり、大学では機械工学を学びました。内定先では、車両部門に技術職として配属され、好きな電車の仕事に携わることができます。車両部門は、車両のメンテナンスや、メンテナンス計画の立案、車両の技術開発などを行う部署です。仕事を通して経験と知識を蓄積し、鉄道の安全・安定した輸送を支え、多くのお客様に安心して乗っていただける鉄道を提供していきたいと考えています。

鉄道研究部所属する鉄道研究部で電車を貸し切って旅行。
車庫見学も行い、運転席にも座りました。

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