実験結果をレポートにする、大学での勉強方法の基礎を学ぶ

高校までの理科の授業であれば「実験をして終わり」ですが、大学ではその結果をレポートにまとめなければなりません。「基礎製図」という授業では、たとえば簡易型のエンジンであるスターリングエンジンの組み立てなどに挑戦し、その過程や結果をレポートとしてまとめました。苦労しましたが、レポートの書き方や実験方法など多くのことを学ぶ機会になりました。このように1年次は工学の分野を広く学び、さまざまな知識と技術を身につけ、2年次以降に備える学年だったと思います。

1年次の制作エンジンの構造を実際に組み立てて学ぶ

1年次はスターリングエンジンづくりに挑戦しました。結果は成功とはいえませんでしたが、外燃機関を理解できました。

プロのエンジニアが使用する工作機器に触れてみる

2年次になると、実験もより本格的になります。「機械実験実習I・II」では実際のエンジニアが使用している工作機器を用いて、その操作方法や加工方法、また測定機器の使用方法などを身につけました。やはり座学による理論だけでなく実際に自分たちで手を動かして体験することで理解が深まると実感しました。1年次より実験もレポートの書き方も専門的になった2年次。ここでの経験が、そのまま4年次まで続いているのだと思います。

2年次のレポートレポートは、読み手に伝わることを意識して作成

「機械工学実験実習I・II」で旋盤を使用して外径・内径の加工を行ったときのレポートです。実験を通して何を学んだかを、文章にして読み手に伝えることを学びました。

CADだけでは身につかない製図のノウハウを手作業から学ぶ

4年間の学びを通じて忘れられないのが、3年次の「機械設計製図III・IV」で す 。2年次でも製図は学びましたが、それは製図の方法を学ぶようなものでした。それもCADではなくドラフターを使って自ら線を引いていくので、難易度も段違い。同じものを設計しているのに、学生一人ひとりの図面は大きく異なります。そこには設計者の意図が反映されており、この授業を通して「図面を見る人」のことを意識しながら設計し、製図を行うことの重要性を学べたと思っています。

3年次の制作製図が終わらず、ファミレスでも作業

手巻きウインチという機械を設計したのですが、友人と学校に残って取り組んでも終わらず、そのままファミレスへ行き図面を広げて取り組んだこともありました。

新しい研究室で、一から研究に取り組んだことで得た多くの経験

東北在住の祖母が震災の被害を受けたこともあり、振動工学を学びたいと思い、研究室を選びました。指導を担当する先生が新任で実験結果を相談できる上級生がいない分、当初は苦労も少なくありませんでした。試行錯誤も多いのですが、それがいい経験になっていると思います。現在は「原子力配管システムにおけるシビアアクシデント対策」と題して、想定以上の負荷がかかった場合の事故を防ぐ装置について研究中です。ゼロからのスタートだった分、研究室をつくっているという実感も感じています。

4年次の研究配管の振動を抑える技術を研究中

卒業研究では配管にサスペンションのようなコイルダンパーを取り付けることで、原子力発電所のような最重要施設にも対応できる、制振機能について考察しています。

トヨタ自動車株式会社

トヨタ自動車には子どもの頃から憧れがあり、大学生になってからもスポーツカーづくりに関して他社とは異なるアプローチをしている点に魅力を感じていました。就職活動で役に立ったのは、4年次の授業です。「自動車工学」という、車の歴史や自動車社会が抱えるさまざまな問題を論じる授業なのですが、その内容が就職活動でも役立つと思い、先生にお願いして資料を事前に見せてもらいました。就職後は自動車社会をつくっていく一員として、50年後、100年後にも生かせるような技術を開発したいと思っています。

趣味のサッカー 集合写真趣味はサッカー。地元の社会人リーグに所属しています。

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