理工学部 建築・都市環境学系 私の4年間のステップ(1) 学系オリジナルサイト

手描きとCADでの製図、模型制作と、設計の流れを体験

父が建物の内装や設備関係の仕事をしていたことから建築に興味をもち、本学の建築・都市環境学系を志望しました。「建築都市デザイン演習Ⅰ」では、「CUBE HOUSE」という家を設計しました。図面を描くのは初めてなのに加え、場所によって使う鉛筆の太さが違うなど決まりごとも多く、何度も描き直して仕上げました。手描きの図面が完成すると、同じものをCADで描き、さらに模型を制作しました。この授業を通し、自分が思い描いていることを人に伝え、形にする難しさを学びました。

1年次の制作家具も含めて設計・制作した「CUBE HOUSE」の模型。

理論を講義と実験で学び理解が深まった

2年生になると専門科目が増え、建築・土木、両方の分野の授業を受講しました。応用力学、水理学、測量学、地盤工学など、内容が幅広いことに驚くとともに、知らないことを学ぶのは楽しかったです。中でも興味深かったのが「材料実験」です。この授業では、講義で学んだ内容を実験で確認することができたので、理解が深まりました。たとえばコンクリートは、必要な強度が決められていますので、材料をシャベルで練り、型に入れて成型したあと、型をはずして強度を確かめました。

2年次の実験コンクリートの強度の実験。
形が少しくずれたが何とか合格。

グループでアイデアを出し合い試行錯誤した

「構造実験」は、講義で学んだ、構造力学に関する実験を行う科目です。たとえば、柱に荷重をかけると、ある荷重で急に折れてしまう「座屈」という現象を実験で確かめるなどしました。授業の最後には、グループで、厚紙で橋を作成し、荷重をかけて強度を競う課題に取り組みました。「三角形をつなぎ合わせたトラス構造は強い」といった、「構造実験」やほかの科目で学んだ力学の知識を総動員して皆でアイデアを出し合い、試行錯誤しながら橋をつくったのが面白く、印象に残っています。

3年次の実験上におもりを乗せていき、つぶれた橋の模型。

地球環境問題に取り組んだ卒業研究

1学年上の友人が「衛星リモートセンシング研究室」に所属しており、3年次から出入りするうちに、この分野に興味をもちました。現在問題となっている地球温暖化の要因の一つに、熱帯雨林の減少があります。森林と非森林地域を把握するための観測は、現在、光学センサーやレーダーセンサーによって行われていますが、私はこの精度をGoogle Earthの画像と比較することで確認しています。研究を通して森林の減少の様子がより正確に把握できるようになり、地球環境問題の解決に貢献できれば嬉しいです。

4年次の実験

東京地下鉄株式会社

大学に入学後、1年間休学してカナダの語学学校に留学しました。その際、トロントの鉄道には時刻表がなく、鉄道のシステムが日本と異なることを知りました。また、カナダ以外の国へも旅行し、日本の鉄道が優れていることを実感しました。こうした経験から、就職に際しては鉄道会社を志望しました。内定先では、地下鉄工事の施工管理や、保守の仕事をする予定です。コミュニケーション力を発揮して、多様な業者や職種の人と一緒に仕事をし、安全で快適な都市交通に貢献したいと思います。

トロントの港でトロントの港で記念撮影。留学して、外国の人とコミュニケーションできるようになりました。

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