工学研究科 日髙特別専任教授が「電気設備学会 会長賞」を受賞

2021.07.02

工学研究科 日髙特別専任教授が、「第21回 電気設備学会 会長賞」を受賞しました。

受 賞 名
第21回 電気設備学会 会長賞
受 賞 者
工学研究科 電気電子工学専攻 日髙邦彦 特別専任教授
受 賞 日
令和3年6月4日
参   考
電気設備学会

受賞者のコメント

電気設備学会第21回会長賞を受賞することができ、大変光栄に思います。
この賞は永年にわたり電気設備の学術及び技術の進展に極めて顕著な功績のあった者を表彰するもので、電気設備学会では最高位の賞とされております。
受賞理由は、電気工学における高電圧分野において気体絶縁材料の絶縁媒体としての特性研究や絶縁破壊電界・沸点予測の精度向上研究、エポキシ樹脂の電気トリーの進展と部分放電特性の研究のほか、真空遮断器の直流遮断性能評価研究などに従事し、多くの優れた功績を挙げたこと、また、電気設備学会おいて、電気設備機器の絶縁設計標準化の調査研究、電気設備のスマート保安の先駆けとなる保安点検の高度化研究のほか、直流の利活用の調査研究などの委員会の委員長として多くの成果を挙げたこと、更には、東京大学や東京電機大学において長年に亘り後進の指導に当たり、多くの技術者や研究者を育成し、加えて、電気学会会長、放電学会会長、高電圧技術研究会会長、電気科学技術奨励会会長を務めるとともに、IEEEフェロー、電気学会フェローなど多くの称号や学術賞を授与するなど、国際的にも広く電気設備業界の発展に寄与したこと、となっております。