情報通信工学科 黒木さんがPost Indexの脆弱性を発見しました

2021.08.03

情報通信工学科の黒木健太郎さんが、WordPress用プラグインPost Indexにおける格納型クロスサイトスクリプティングの脆弱性を発見しました。
発見された脆弱性は、CVE Numbering Authority (CNA)であるWordfence社に報告され、そのCVSSスコアは8.8 (High)と評価され、vulnerability advisoriesにおいてCVE番号とともに公知になりました。

発見者
工学部 情報通信工学科 黒木健太郎さん(4年)
所属研究室
暗号方式・暗号プロトコル研究室齊藤泰一教授
脆弱性番号
CVE-2021-34637
脆弱性対策情報データベース
Wordfence vulnerability advisories "Post Index <= 0.7.5 Cross-Site Request Forgery to Stored Cross-Site Scripting"

CVE

*脆弱性とは
コンピューターネットワークにおける安全上の欠陥。オペレーティングシステムやアプリケーションソフトのバグ、開発者が予期しなかった利用方法などにより、悪意のある第三者によってコンピューターウイルスに感染させられたり、不正アクセスの被害にあったりするおそれがあること。

*脆弱性番号とは
脆弱性を発見し報告すると脆弱性番号(CVE番号、JVN番号)が割り振られ、その脆弱性が修正されると発見者名とともに公表されます。脆弱性番号は半永久的に残る発見者の業績になります。