情報通信工学科の坂田さんがToolBar to Shareの脆弱性を発見しました

2022.06.14

情報通信工学科の坂田翔さんがWordPress用プラグインToolBar to Shareにおけるクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性を発見しました。
発見された脆弱性は、CVE Numbering Authority (CNA)であるWordfence社に報告され、そのCVSSスコアは8.8 (High)と評価され、vulnerability advisoriesにおいてCVE番号とともに発表されました。

発見者
工学部 情報通信工学科 坂田翔さん(4年)
所属研究室
暗号方式・暗号プロトコル研究室齊藤泰一教授
脆弱性番号
CVE-2022-1918
脆弱性対策情報データベース
ToolBar to Share <= 2.0 – Cross-Site Request Forgery to Cross-Site Scripting

CVE

*脆弱性とは
コンピューターネットワークにおける安全上の欠陥。オペレーティングシステムやアプリケーションソフトのバグ、開発者が予期しなかった利用方法などにより、悪意のある第三者によってコンピューターウイルスに感染させられたり、不正アクセスの被害にあったりするおそれがあること。

*脆弱性番号とは
脆弱性を発見し報告すると脆弱性番号(CVE番号、JVN番号)が割り振られ、その脆弱性が修正されると発見者名とともに公表されます。脆弱性番号は半永久的に残る発見者の業績になります。