電気電子工学科 渡邉准教授が電気学会「産業応用部門優秀論文発表賞」を受賞

2023.11.10

電気電子工学科 渡邉翔一郎准教授が電気学会「産業応用部門優秀論文発表賞」を受賞しました。

受 賞 名
電気学会
産業応用部門優秀論文発表賞
受 賞 者
工学部 電気電子工学科 渡邉翔一郎 准教授交通電気工学研究室
発 表 題 名
スタンドアロン加速度センサを用いた列車運転曲線の作成法
受 賞 日
令和5年8月22日
参   考
電気学会

受賞者のコメント

少ないエネルギーで列車を運行する手段のひとつに省エネルギー運転法があります。この方法を研究し、産業応用していくためには列車の位置を検知する技術が必要です。現在、鉄道車両の位置検知は、線路に沿って敷設されたケーブルやセンサを利用することが主流ですが、この設備の維持コストは大きく、また省エネルギー運転法に向けたデータ測定を簡易にするためにも鉄道車両で位置検知する技術が必要となります。我々は加速度センサを用いて簡易かつ精度良く位置検知する方法を研究して学会にて発表しました。
この研究の取り組みに対し、この度、優秀論文発表賞をいただき、大変光栄です。本研究を進めるにあたりご指導・ご協力賜りました本学 工学研究科 電気電子工学専攻の日髙邦彦先生、土居真太朗様に、この場を借りて心より御礼を申し上げます。
今回の受賞を励みに、今後も交通電気工学分野の研究に精進してまいります。