2025.08.25
先端科学技術研究科 先端技術創成専攻の饗庭天暉さんがアメリカ機械学会(ASME)が主催する国際会議「Pressure Vessels & Piping Conference」において、2025年Student Paper Competition Finalistに選出されました。
同会議は40カ国以上から参加者が集まる国際フォーラムとして広く認知されており、圧力容器および配管技術分野における主要な学術会議の一つです。Student Paper Competitionは、同分野の将来を担う優秀な学生研究者を表彰する権威ある競技会として位置づけられています。
今回のFinalist選出は、国際的に高い水準の研究成果が評価されたことを示すものであり、今後の研究活動のさらなる発展が期待されます。
この度は、PVP2025 Student Paper Competitionにおいて表彰され、大変光栄に存じます。本研究に対してご指導・ご支援いただいた深沢 剛司 教授をはじめ、研究室の皆様、関係者の方々に心より感謝申し上げます。ここで扱ったテーマは深層学習を活用した構造ヘルスモニタリングに関するものです。質量や剛性といった構造物の諸元を用いずに、深層学習を活用した評価の実現を目指しました。インフラの老朽化が問題視される昨今、今後もより実用的な構造健全性評価手法の開発に励んでいきます。