ロボットメカトロニクス学専攻の木澤さんが電気学会「産業応用部門優秀論文発表賞」を受賞

2025.09.24

昨年12月に、未来科学研究科 ロボットメカトロニクス学専攻の木澤孔紀さんが、2024年電気学会産業応用部門優秀論文発表賞を受賞を受賞しました。

この賞は、2024年電気学会研究会および2024年電気学会産業応用部門大会で発表された若手発表者に対し、委員会での審査を経て優秀な論文発表に対し贈られます。

受 賞 名
2024年電気学会産業応用部門優秀論文発表賞
受 賞 者
未来科学研究科 ロボットメカトロニクス学専攻
木澤孔紀さん(受賞時:修士2年/令和7年3月修了)
論 文 名
慣性シミュレータを用いた一輪手押し車の電動アシスト制御とピッチ制御
受 賞 日
令和7年3月31日
所属研究室
電動モビリティ研究室(吉本貫太郎 教授
参   考
2024年部門優秀論文発表賞(部門大会)受賞者

受賞者のコメント

高齢の農業従事者の方々のお役に立ちたいという想いを原動力に、日々、夜遅くまで研究に打ち込んでまいりました。(時には体調を崩して研究室で寝込んでしまったこともあり、皆さまにご心配をおかけしたことを、この場を借りて改めて感謝とお詫びを申し上げます。)思うように成果が得られず悩むこともありましたが、実験が成功した瞬間には思わず涙を流したこともあります。そのため、大学生活においては研究に心血を注いできたと自負しております。
今回の受賞は決して私一人の力によるものではなく、尊敬する先輩方や後輩と力を合わせ、共に課題解決に挑んできた成果であると強く感じております。このような形でご評価いただけましたことを、大変嬉しく、また光栄に存じます。さらに、一輪手押し車を電動化することで農業従事者の負担を軽減するという、社会的意義の大きな研究に携われたことを、心から誇りに思っております。