先端技術創成専攻 饗庭さんと機械工学科 深沢教授が国際会議「PVP 2025」にて受賞

2025.09.29

先端科学技術研究科 先端技術創成専攻の饗庭天暉さんと、工学部 機械工学科の深沢剛司教授がアメリカ機械学会(ASME)が主催する国際会議「Pressure Vessels & Piping Conference」においてClay Rodery Outstanding Technical Paper from an Early Career Engineer at PVP 2024を受賞しました。

同会議は40カ国以上から参加者が集まる国際フォーラムとして広く認知されており、圧力容器および配管技術分野における主要な学術会議の一つです。

2024年の同会議(PVP 2024)で発表した研究論文が、審査プロセスを経て「Clay Rodery Outstanding Technical Paper from an Early Career Engineer」賞に選出され表彰を受けました。この賞は、若手技術者による技術論文1編に授与される賞であり、研究成果と将来性が評価されたものです。

受 賞 名
ASME PVP2025
Clay Rodery Outstanding Technical Paper from an Early Career Engineer at PVP 2024
受 賞 者
先端科学技術研究科 先端技術創成専攻 饗庭天暉さん(博士3年)
工学部 機械工学科 深沢剛司教授
受賞論文名
Structural Health Monitoring using Time-Augmented Response Spectrum and Deep Learning
所属研究室
振動・制御研究室(深沢剛司 教授
受賞日
令和7年7月23日
参 考
PVP 2025

受賞者のコメント

右から、深沢教授、饗庭さん

この度は、深沢剛司教授と共に若手技術者優秀論文賞を授与され、大変光栄に存じます。今回の受賞にあたり、ASME関係者の皆様、審査委員の皆様、そして共同研究者である深沢教授をはじめ研究室メンバーの皆様に深く感謝申し上げます。ここで扱ったテーマは深層学習を活用した構造ヘルスモニタリング手法に関するものです。新たに、時間−周波数スペクトルと、マルチモーダルな深層学習モデルにより、高精度な構造物の異常検知を実現しました。本受賞を励みに、実社会の安全・安心に貢献できる構造健全性評価技術の確立を目指してまいります。