第9回 生命科学研究セミナー

2022.08.24

理工学部 生命科学系が主催する第9回生命科学研究セミナーを開催します。
高校生の皆様にもお楽しみいただける内容となっていますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

開催日時
2022年 9月10日(土) 15時〜15時30分
開催場所
Zoom ウェビナー
演者
東京電機大学 理工学部 生命科学系
分子生命科学コース(生命有機化学研究室)
川井 悟 教授
演題
構造式のあゆみ
定員
100名
申し込み多数の場合、高校生を優先いたします
主催
理工学部 生命科学系

講義内容

見ることもさわることもできなくても、構造式を使えばまるでそこに分子が実在するかのように議論ができるので、構造式は有機化学における最強のツールであると言われています。

どんなにすぐれた分析装置があっても、構造式がなければ議論はできません。

みなさんが化学の授業で使っている構造式は最初から今のような形式ではありませんでした。始まりは四角形の組み合わせでしたが、「型」とよばれる化合物の分類法と結びついたり、ソーセージ型になったりして、やっと現在の構造式にたどり着いたのです。

このセミナーでは、構造式の発展のきっかけとなった異性体を巡る歴史的な論争や、ベンゼンの構造式を巡るフリードリヒ・ケクレ(ドイツ)とアーチボルト・クーパー(スコットランド)の微妙な関係など、歴史的なエピソードを交えながら構造式の進歩について紹介します。

申込み

お問い合せ先:理工学部生命科学系
pr_rb★bserver.b.dendai.ac.jp
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