国際学会に参加して、世界各国の研究者と交流し、触発され、刺激を受けた

学部時代には、メカトロニクスの基礎となる機械工学、電気・電子工学、情報工学、制御工学という4分野を幅広く学びました。もともと社会に出てから幅広く活躍するには大学院レベルの技術・知識を極めた方がいいと思っていたので、大学院進学は大学入学後から決めていました。大学院では、4分野の中でも特に興味を持った制御工学を中心に学んでいます。

修士1年次では、理論式が実際にどう使われるかをコンピュータでシミュレーションする「非線形制御特論」という授業で、式だけでは有用性がわかりにくい制御理論の理解が進みました。実際、このときに学んだ理論を自分の研究にも適用しています。初めての国際学会に参加し、「Student Presentation Award」を受賞することができました。

大学院での具体的な研究テーマは、「自動車エンジンの低燃費化制御」についてです。低燃費化目的でエンジンを高圧縮化で稼働すると、異常燃焼が生じやすいため、最適な制御をシミュレーションで検討します。制御モデルを完成させたあと、実機への実用化につなげたいと思っています。修士2年次には、メキシコの国際学会に一人で参加しました。世界各国の学生や教員との意見交換を通して、新しい研究や考え方を知る経験は有意義でした。

「Student Presentation Award」の賞状「Student Presentation Award」の賞状

学会 英語で発表するという試練を乗り越え、名誉ある賞を受賞

修士1年次生の時に、本学で開催された国際学会に参加しました。初めての学会発表が国際学会となり不安が大きかったですが、英語で発表するという大変貴重な体験ができました。英語での質疑応答には特に苦労しましたが、「Student Presentation Award」を受賞することができました。

後輩指導 具体例を挙げながら指導することの大切さを知った

基本的には、後輩よりも大学院生である自分の方が多くの知識や経験があります。そのため、指導をする際に後輩が知っているという前提で説明してしまったことがあり、戸惑わせてしまったことがありました。その経験から、できる限り具体的な例を挙げて、後輩にも理解しやすい説明をするように心掛けていました。

そして未来へ 内定先 トヨタ自動車株式会社

自動車メーカーに絞って就職活動を行いました。トヨタ自動車の「自動運転の時代になっても、運転できないクルマはつくらない」、「人とクルマが協調することで、安全を実現する」という考え方に共感しました。入社後は、運転支援技術の発展に貢献し、より安全で楽しいクルマの開発に携わっていきたいです。

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