大学院 電気電子システム工学専攻

修業年限:3年 学位:博士(工学)

電気・電子工学、情報処理の融合領域で、 地球的・世界的な視野から研究教育を推進します。

■電気工学、電子工学、情報処理分野のみならず、それらが融合した学際的領域において、先端的な研究教育を行うことを目的とします。

■電気電子システム工学に関する広範な知識だけでなく、特定専門分野の極めて高度な学識を修得します。自ら発想した研究テーマを継続的かつ実践的に追求し、創造性・先見性と柔軟な思考力を身に付けた研究者、上級技術者を育成します。

■常に地球的・世界的な視野を持って研究を遂行する能力と、自立的で主体性のある創造性豊かな構想力の資質・能力を養い、学術研究を通して国際社会への貢献を目指します。

電気電子システム工学専攻の部門

  • 電気機器学部門

    パワーエレクトロニクスを基盤とした電気機器の最適運用方法と、新たな制御方法の研究。

    [主な対象分野]
    コンバータの力率改善、系統連系用インバータの高調波低減、軸発電システム、モータのセンサレス駆動、次世代モータ

  • 電力システム部門

    常に地球環境を視野に入れた、電気エネルギーの発生・輸送・制御に関する研究。

    [主な対象分野]
    エネルギーシステムの最適化、自然変動電源の連系評価、スマートコミュニティ、高電圧システム、電流遮断、交通・電気鉄道

  • 計測・システム制御部門

    高精度な電子計測技術とそれを用いたシステム制御、生体計測技術に関する研究。

    [主な対象分野]
    太陽光発電、適応制御設計・適応オブサーバ設計、カオス、生体信号、マイクロコンピュータ制御システム

  • 電子物性・デバイス部門

    新たな機能を有する電子材料の創成と、電子デバイスの高性能化に関する研究。

    [主な対象分野]
    環境計測センサ、環境半導体、半導体ナノデバイス、太陽光発電の有効利用、高周波プラズマプロセス、化合物半導体の合成、バッテリー、絶縁性レーザー、光通信、量子コンピュータ

  • 電子情報処理部門

    信号処理、情報処理の理論とその応用に関する研究。

    [主な対象分野]
    ディジタル信号処理、知的システム、人工知能(AI)、VLSI、並列計算機、非線形動力学、高機能高性能電子回路、コンピュータ応用

電気電子システム工学専攻の開講科目

  • 共通

    電気電子システム工学特別研究(必修)
    電気電子システム工学グループ輪講(必修)
    電気電子システム工学全体輪講(必修)
    先端総合技術特別講義(選択)
    AMOT概論(選択)
    先端科学技術英語演習Ⅰ・Ⅱ(選択)
    TDU Preparing Future Faculty
    Seminar(選択)

  • 電気機器学

    電気機器学先端演習(選択)

  • 電力システム

    電力システム先端演習(選択)

  • 計測・システム制御

    計測・システム制御先端演習(選択)

  • 電子物性・デバイス

    電子物性・デバイス先端演習(選択)

  • 電子情報処理

    電子情報処理先端演習(選択)

2024年4月1日現在

研究指導教員

研究指導補助教員

連携大学院客員教員

※大学院入試を受験される方は、入学試験要項にて研究指導を受けられる教員をご確認ください。

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