理工学部 電子工学系 私の4年間のステップ(1)

本学の大学案内パンフレットで、人工心臓開発の研究室の存在を知り、医用工学に興味を持ちました。
また、幅広い工学を学べるカリキュラムで、社会に出てからも役立つ技術が学べると思いました。

各研究室の内容を直接先生から聴くことができた講義

「電子工学概論」は、本学系の先生方一人ひとりが、研究内容に関してオムニバス形式でプレゼンテーションを行う講義です。毎回さまざまな専門分野の研究について説明を聞くことで、電子工学への知識が深まりました。電子工学と言っても、これだけ広範囲な研究から選べるのだと理解でき、学系全体の雰囲気もつかむことができました。毎回講義のあとは、感想や出題された課題について調べ、レポートを提出しました。

1年次の制作医用工学以外にも回路設計、クルマ、材料など面白そうな研究がたくさんありました。

学んだ理論を実験で確認し、検証する

講義で学んだ回路の特性や原理を、実際に実験を行って確認する「基礎電子情報工学実験Ⅰ・Ⅱ」が印象に残っています。たとえば、出力される波形を見てダイオードなどの素子の特性を調べたり、自分が測定した値と理論値を比べて誤差を出します。中には、絶対に誤差が大きくなってしまう実験もありました。それにもきちんとした理由があるので、図書館へ行って自分で専門書を読み、レポートを書き上げました。

2年次の制作「基礎電子情報工学実験Ⅰ・Ⅱ」トランジスタの動特性のレポート。

実験を通じて考える力が身についた

「電子情報工学実験Ⅰ・Ⅱ」では、心電計を使って心電図を測る生体情報測定や、ACサーボモータの特性の検証、電気回路の設計など、さまざまな実験をグループごとに行いました。器具の扱いに慣れたり、レポートで結果を考察することで、考える力が身についたと思います。レポートの書き方は、2、3年次で徹底的に指導されます。毎回、講義をサポートしてくれる大学院生の方にチェックしていただきながら完成させました。

3年次の研究ディジタル回路を代表する「マルチバイブレータ」の回路図。

乳幼児の睡眠時における呼吸変動を解析

入学当初から興味があった“医療現場で役立つ”医用工学を学べる研究室を選びました。卒業研究では、乳幼児の呼吸変動パターンについて研究しています。眠っている乳幼児の呼吸が突然停止し、死に至ってしまう「乳幼児突然死症候群」の原因はいまだに解明されていません。保育園との連携で、お昼寝時の乳幼児の呼吸をKinect V2 装置で監視し、変化が起きると保育士に通知が届く装置を開発しています。

4年次の研究装置を動かすC#のプログラミングは、この研究のために習得しました。

東京電機大学大学院 理工学研究科 電子・機械工学専攻

大学院でも、これまでと同様の研究を進めてデータを積み重ね、詳細な解析を行っていきます。また、そこで利活用する生体情報の計測や、解析するソフトウェアの開発にもチャレンジしたいと考えています。先進生体医工学研究室は、病院とも連携して実験を行っているので、ほかの研究の医学知識も学んで、自分の研究を発展させ、医療に貢献できるように努力していきたいと思います。

研究室恒例の夏合宿

研究室のメンバーは、各々異なる研究をしていますが、みんな仲がいいです。夏には河口湖で合宿を行い、富士山の氷穴・風穴を観光したり、富士急ハイランドで遊んで親睦を深めました。

研究室恒例の夏合宿

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