理工学部 電子情報・生体医工学系/電子工学系 私の4年間のステップ(3)

生活に欠かせない電子機器の仕組みを、基礎から学んでみたいと思いました。本学なら、プログラミングなども含めてエンジニアに必要な専門技術を幅広く学べると知って、入学を決めました。

さまざまな法則や定理を図でイメージしながら理解

「電磁気学Ⅰ・演習」は、電子工学系で学ぶための基礎となる授業です。さまざまな法則や定理を、図を見てイメージしながら理解していきました。授業が週2回あり、1回目の授業で学んだ内容について、2回目に演習を行います。講義を聴いて理解したつもりでも演習問題が解けないことがあり、知識を確実に身につける重要性を強く感じました。

1年次の制作講義と演習がセットで授業が進められ、解説を聞くことで知識が確実なものになった。

わからないことを納得がいくまで調べる力がついた

「基礎電子工学実験Ⅰ・Ⅱ」では、電子情報回路の授業で学んだトランジスタやオペアンプなどの素子で実際に回路を組んで、動作を検証。2~3名のチームで分担して実験を進めたため、共同作業にも慣れました。また、レポートは30枚以上になる場合もあり、調査課題などでわからないことを自分で納得がいくまで調べる力がつきました。

2年次の制作出力をグラフにして、そこから何がいえるかを考察し、レポートを作成。

難解なフーリエ変換も先生の丁寧な説明で理解

「信号処理工学A・B」では、電話やインターネットなどで幅広く使われている信号処理技術に、三角関数やフーリエ変換などの数学が重要な役割を果たしていることを学びました。難解なフーリエ変換も、先生の丁寧な説明で理解することができました。

3年次の研究計算の過程を自分でノートにまとめておくと、時間がたってから見ても理解しやすい。

プログラミングは1年次に学んだC言語を活用

「卒業研究」では、脳の機能を調べる際に使われる膨大な脳磁図データのリアルタイム解析について研究。先行研究とは違って、データの圧縮によって解析時間を短縮する方法をとっており、プログラミングでは1年次に学んだC言語の知識をフル活用しています。

4年次の研究さまざまなアルゴリズムで実際にプログラムを組んで、検証を繰り返す。

東京電機大学大学院 理工学研究科 電子工学専攻

2年次までは就職を考えていましたが、3年次から専門的な科目がだいぶ多くなり、その内容にとても興味を感じました。もっと学びを突き詰めてみたいと考えて、大学院進学を決意。大学院では専門性を深めるだけではなく、課題発見能力やプレゼンテーション力といった、これからの社会で重要となるスキルをさらに高めたいと思います。

イラストを描いてコンテストに応募

趣味はイラストを描くこと。課題を早めに終わらせて、空いた時間や休日に少しずつ描き進めました。完成したイラストをSNSに投稿したり、コンテストに応募したこともあります。写真は、飼っていたウサギを描いたイラスト。

イラストを描いてコンテストに応募

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