高校同様の生物の授業でも、より深掘りする点が魅力

生物が好きな科目だった私にとっては、「細胞の科学」という授業が非常に面白かったですね。高校でも細胞の器官などについて教わりましたが、この授業ではその器官がどのような機能をもっているのかや、詳細な構造まで学ぶことができました。生物について深く掘り下げているという面白みを感じました。また1年次には多くの授業で課題が出ました。課題を1年間やり続けたことで基礎力が身についたし、何より自宅でも机に向かう習慣がつきました。

1年次の課題課題に取り組んだことで身についた基礎力

課題では、まさに計算式を徳用な問題が出ました。振り返ってみると、その後の勉強に役立つ知識や習慣が、この課題によって得られたように思います。

卒業生の話を聞くことで気付いた、将来の可能性の幅広さ

さまざまな気付きを与えてくれた授業として「生命理工学実践論※」が挙げられます。卒業生の話を聞くという内容で、さまざまな先輩の体験談や幅広い仕事を知ることができました。当時の私は研究開発ぐらいしか将来のイメージがなかったのですが、たとえばCRO(医薬品開発業務受託機関)のように、学んだ知識を生かせる場所が社会にはたくさんあるのだと気付かされたのがこの授業です。実際に就職活動を行う時期になって、この授業で聞いた話がとても参考になりました。

2年次のレポート真っ赤になって返されるレポートで身についた実力

2年次もレポートに追われました。枚数も多くなったので当初は埋めるだけで精一杯だったのですが、毎回添削されたことで、レポート制作のセオリーも身についたと思います。

実験の失敗からも学ぶ、その姿勢が何より大事

1・2年次に学んできた幅広い知識を統合し、4年次の卒業研究に向けた専門知識を身につけるのが、3年次だと思います。「分子生命科学実験I・II」で はPCR法という遺伝子を増やす実験に挑戦。この授業を通して、実験操作と論理的思考を身につけることができました。実験では思ったような結果が出ないこともあります。毎回レポートを書くので、常に上手くいかなかった理由を考察していたような気がします。思わぬ結果について考察することも大事なのだと気づかされました。

3年次のレポート書き上げたレポートもレベルが高いものに

レポート作成も高度で専門的なものに。さまざまな授業を履修してきたので、一つの実験に対して幅広い視点から考察できるようになったと思います。

理学と工学、双方を学んだからこそできる卒業研究に取り組む

それまで培ってきた知識や技術を卒業研究に生かすことが、大学での最大の目標だと思います。私は生体組織工学研究室に所属し、「自転公転式撹拌機の細胞培養技術への活用」というテーマで卒業研究に取り組みました。これは自転と公転が生み出す遠沈管内の培養液の対流現象を、浮遊細胞の撹拌培養に応用するもの。生物の研究で欠かせない細胞と、それを支える工学分野を組み合わせて考えていくことは、この学系だからこそ取り組めるテーマなのではないかと思っています。

4年次 勉強会週に一度の勉強会は考えをまとめるよい機会

研究室では毎週勉強会があり、論文紹介やデータ報告などを行います。発表を行うには聞き手にわかりやすく説明することが求められ、考えを整理することができました。

中外製薬工業株式会社

3年次の頃から製薬会社に勤めたいと思い、4年次では再生医療などをテーマに研究を行っている生体組織工学研究室を選びました。私が就職する中外製薬工業株式会社は、中外製薬が開発した医薬品の生産を行っています。医薬品は、人々の健康な毎日を支える役割を担っており、その重要性は今後増していくと思われます。その医薬品の製造や品質試験を担当することで、一人でも多くの人たちを助けることができるように、日々仕事に打ち込んでいきたいと思っています。

映画部の模擬店CM映画部に所属。観るのとは違い、演じるのは大変でした。画像は学園祭で流した映画部の模擬店CMです。

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