理工学部 生命科学系 私の4年間のステップ(1)

理科の中でも生物系に興味があり、生命についてより深く学びたいと考えていました。本学は、実験やゼミなどの実践教育が充実し、就職にも強いことから志望しました。

フレッシュマンゼミで昆虫食について発表

生命科学分野から自由なテーマを決めて、グループ単位でレポート作成とプレゼンテーションを行う「フレッシュマンゼミA※ 」。私たちのグループが着目したのは「昆虫食」です。将来、人口増加に伴う食料不足時の高タンパク食として注目される昆虫について、海外での事例や食べ方を調べて10枚程度のレポートを作成し発表。グループで課題を解決することで、コミュニケーション力を養うことができました。

※2016年度入学生の1年次設置科目。

1年次の課題「昆虫食」のプレゼンテーション用にパワーポイントで資料を作成。

実践を繰り返し、正しい実験手法を習得

「生命科学基礎実験Ⅰ・Ⅱ」では、食品衛生検査が印象に残っています。ハムときゅうりに付着している微生物を、大腸菌と一般生菌に分けて培養し、数を数える実験です。きゅうりについては、洗浄前と洗浄後では菌の数が大幅に変化することに驚き、食品の適切な取り扱いがいかに重要かを実感。常に正確性が求められる実験においては、操作の一つひとつに意味があり、正しい手法の習得が何よりも大切なことを学びました。

2年次のレポート培養した大腸菌(赤)と一般生菌(緑)の数は手作業で数える。

がん細胞を学び、生命への興味が高まった

「分子生命科学実験Ⅰ・Ⅱ」では、動物細胞株からタンパク質を検出する実験を行いました。基本的な解析方法であるウェスタンブロット法を用い、白血病細胞株であるHL-60とBALL-1に含まれる、がん抑制タンパク質のp53遺伝子の量を調べました。繊細な作業で緊張の連続でしたが、がん細胞について学ぶ貴重な体験となりました。これを機に、細胞をはじめ生命現象について詳しく知りたいという想いが一層強くなりました。

3年次のレポートウェスタンブロット法を用いタンパク質を検出。

計画を立てて物事を進める力が身についた

卒業研究は「低温ストレスにおけるオートファジーメカニズムの解明」です。低温下で動物細胞を保管すると、細胞内の壊れたタンパク質などを除去し、新しいタンパク質の材料をつくりだすオートファジーが起こります。このメカニズムを解明することで、人間の低温耐性に役立てることを研究しています。実験では予想外の結果となることも多く、なぜそうなるかを考察し、計画を立てて物事を進める力が身につきました。

4年次細胞の実験を行う際には、清浄度の高いクリーンベンチで作業する。

山崎製パン株式会社

大学時代に細胞をはじめとする生命について学んできました。その中で人々の健やかな生活と幸せな毎日を支える「食」に携わりたいと思い、良品廉価・顧客本位の精神を掲げる山崎製パン株式会社への入社を志望しました。将来は、世界中の食生活を豊かにし、人々を笑顔にする新商品を開発したいと思っています。

休日や空き時間はサッカーを楽しむ

小学生の頃からずっとサッカーを続けています。本学では部活には所属していませんが、授業の合間などを利用してグラウンドでサッカーを楽しんだり、休日にはフットサルの大会にも出ています。

休日や空き時間はサッカーを楽しむ

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