電気自動車の開発に携わり、環境汚染問題にも取り組んでいきたい

ディジタル信号処理研究室の指導教授から、信号処理にまつわる興味深いお話を聞いたのがきっかけとなり、学部生時代から、「ディジタルフィルタの設計法」をテーマに研究を進めていました。研究はとても面白かったのですが、当時は他の授業も多く履修していたので、十分に研究に打ち込める時間をつくることが難しくありました。

私は常々、ひとつの学問分野について学びを追求できるのは理工系大学に進んだ特権だという気持ちがあったので、より自分の研究を進めたいと考え大学院進学を決めました。

マイクロホンアレーを用い、雑音環境下で話者の音声を取り出すことを目的とした「ディジタルフィルタ設計を応用したマイクロホンアレーの指向性設計」の研究や、現在論文を執筆中の研究など、修士1・2年次とも存分に研究に注力でき、非常に充実感があります。

また、国内外の数々の学会で論文を発表できたのもよい経験で、特に海外での発表では英語力を身につけることができました。大学院での学びももちろんですが、こういった海外の学会での体験も将来存分に生かすことができると考えています。

タイ・プーケットで開催されたIEEE主催の国際会議「ISPACS2016」での発表の様子タイ・プーケットで開催されたIEEE主催の国際会議「ISPACS2016」での発表の様子

学会 自分の学びを試し、他の研究にも触れられた有意義な場

修士1年次からバリ島で開催された学会に参加して論文を発表するなど、海外で複数回にわたり論文発表を体験。英語力を試せる貴重な機会を得られ非常に有意義でした。また、世界の研究にも触れることができ、刺激にもなりました。私にとって学会発表は、非常に多くのものを得られた学びの場であると感じています。

後輩指導 後輩が自発的に学びを進められるよう指導を心がけた

一から十まで教えることは簡単です。しかし、大切なのは後輩が自ら学び知識をつけていくことだと思うので、そこに着目した指導を心がけました。具体的には、課題を与え、行き詰まったときにだけ質問をしてもらうようにし、自分で考え行うことを習慣づけるように促しています。

そして未来へ 進路先 日産自動車株式会社

以前から自動車が好きで、日産自動車株式会社を志望しました。先端技術を持つ自動車業界の大手であり、研究開発に力を入れている企業で、これから仕事をするのが楽しみです。また、環境問題の改善に寄与する電気自動車の開発にも取り組んでいるので、将来はそのようなプロジェクトにも携わっていきたいです。

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