工学部 電子システム工学科 私の4年間のステップ(1) 学科オリジナルサイト

中高生の頃からパソコンに興味があり、ハードウェアとソフトウェアを幅広く学べる本学を選択しました。また、最新の設備が充実している点も、大きな魅力でした。

ものづくりには、丁寧な作業が不可欠だと知った

達成感があったのは、「ワークショップ」。前期ははんだ付けなど、器具の扱い方を練習し、後期は一人1台ファクシミリを製作しました。基板の回路設計から取り掛かり、部品を製作して全体を組み立て、性能を検証、調整。最初から完璧に読み取れることはなく、限られた時間内で部品の配置やサイズを何度も微調整しました。雑に部品をつくった同級生が難儀しているのを見て、丁寧な作業が必須だと実感しました。

1年次の制作独自の工夫で、電源と読み取り機の切り替えスイッチを追加。

実験は、データ処理やレポートのまとめ方も重要

毎週一つ、全16テーマの実験を行う「電子システム工学基礎実験Ⅰ・Ⅱ」。事前に手順を予習し、授業時間内に実験を完了し、翌週までにデータを適切に処理してレポートにまとめます。測定値の小数点以下桁数の取り方で、全く違う結果になったこともありました。レポートは文体や書式など、書き方のルールが細かく決められており、教員の容認を得るまで再提出します。技術者に求められる、実験結果を正しく取り扱う力を養いました。

2年次のプログラミングArduino(アルデュイーノ)を用いた、LEDや超音波センサーの実験。

実験を積み重ねて、論理的に考える力が身についた

「論理システム設計」では、高価なFPGA※を各自一つ扱えることに驚きました。最初は、LED点滅などの簡単な実験でハードウェア記述言語を学びます。他のプログラムと違うのは、動作だけでなく、どの信号をどのピンに割り当てるかまで指定するところ。次のステップでは、数字の表示やスイッチの識別といった動作を複合して、加算器を製作しました。単純なプログラムを組み合わせ、複雑な回路を考え出す過程で、論理的な思考が鍛えられました。

※Field Programmable Gate Arrayの略で、構成を自由に設計できる集積回路のこと。

3年次の制作最後に制作した「ライフゲーム」。思った座標に描画するのが大変でした。

近似回路の自動生成は、まだ確立されていない技術

卒業研究は、生物進化の過程を真似た「遺伝的アルゴリズム」という問題解決の探索法を使い、近似回路を合成する研究です。品質を保ちながら、より小規模な近似回路を算出するプログラムを目指しています。画像・音声処理やデータマイニングでの活用が期待できる技術です。今は精度を上げるために、回路の取捨選択を試行錯誤しているところ。学んだことを総動員して、丁寧かつ効率的に追究していきます。

4年次の制作私が研究している近似回路は、最近注目されているテーマです。

日本ヒューレット・パッカード株式会社

授業以外でも、JavaやC言語を独学し、自分のプロフィールを載せたホームページをつくって、就活に役立てていました。内定先はBtoB※取引のサーバなどに強い会社です。入社後は、鉄道会社などの大規模なITインフラのサービスをサポートしたいです。最先端の研究が行われているアメリカ本社にも興味があるので、内定後に英会話も習い始めました。

※Business to Business:企業間取引

老若男女が笑顔になるマジック

マジックサークルで、文化祭や老人ホームの慰問活動をしていました。手先の器用さだけでなく、話し方や振る舞い方など、コミュニケーション能力を磨けるところも魅力です。

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