工学部 電子システム工学科 私の4年間のステップ(2) 学科オリジナルサイト

中高生の時から、スマートフォンやディスプレイに興味がありました。電子機器の仕組みを知り、実験や実習でエンジニアに必要な技能を身につけたいと考え、実学重視の本学を志望しました。

限られた時間内でくまなく丁寧につくる重要性

ものづくりの面白さを初めて感じたのが、「ワークショップⅡ」。前期は簡単な回路を組み立てて道具の使い方を学び、後期は一人1台ファクシミリを製作しました。センサーの速度と振動を修正したり、余計な光を取り込まないようにセンサー周辺を黒く塗って、読み取り精度の向上を図るなどの工夫を取り入れました。欠陥部品1個で全体の品質が下がるので、技術者には早く丁寧につくる器用さと几帳面さが必要だと学びました。

1年次の制作土台の傾きを変えて振動を抑えるなど、細かく調整を重ねました。

一つの言語を習得すれば、ほかの言語も使いこなせる

「プログラミングⅡ」では、Javaの基本文法とGUIの使用方法、構文処理を実習を交えて段階的に習得しました。最終的に、学んだ知識すべてを利活用して3D図形を描画する構文解析プログラムを開発。この授業で初めてJavaを使いましたが、1年次にC言語を身につけていたのでスムーズに理解できました。プログラミングは一つの言語をしっかりマスターすれば、その応用で他の言語も習得できるとわかりました。

2年次のプログラミング左のコードを構文解析して実行すると右の3D図形が描画されます。

技術者として、つくったものに自負と責任を持つ

1・2年次の学びの総まとめが、「電子システム工学実験Ⅰ・Ⅱ」です。アンプ回路実験では、スマートフォンから入力する音声信号を増幅する回路を製作しました。事前に回路図を描き、部品を購入。性能評価で目標値が出るまで何度も設計からやり直し、最終的にはレポートをもとに発表会を行いました。一人で設計から製作、説明までやり遂げたことで、自分がつくったものに責任を持つ大切さとやりがいを実感しました。

3年次の制作アンプ回路の配線図。失敗したときも、必ず原因を考察します。

理論と実践の両輪で、研究に取り組む

近年注目のDeep Metric Learning(深層距離学習)を使った、ファッション画像検索システムについて研究しています。任意の画像から服の特徴を読み取り、自作データベース内を検索して結果を評価します。有名ブランドでも導入が進んでいます。現在は、テストとプログラム修正を繰り返している段階です。関連論文を読み込んでまとめ上げる「プレゼンテーションⅠ・Ⅱ」の授業もあり、理論と実践の両面から考えを深めることができました。

4年次の制作左画像の「赤」「ドレス」を読み取り、検索が実行された結果。

京セラ株式会社

これまで研究を進めてきた画像解析を生かせる、車載カメラのシステム研究・開発部門に配属予定です。未来の自動運転や運転者支援に欠かせない、人の暮らしに役立つ技術に可能性を感じています。将来的に業務でも使用するPythonは、すでに独学でマスターしました。情報系の職業に就くなら、大学の授業と合わせて、自発的に知識を高めることが大切です。

通学時間を上手に使って、学習効率アップ

片道2時間かけて通学していたので、スマートフォンなどで映画・ドラマを視聴し、頭をリフレッシュしていました。自主学習にも有効で、基本情報技術者試験の資格も取得しました。

通学時間を上手に使って、学習効率アップ

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