化学の理論を社会に生かす技術を学びたいと思いました。
就職率の高さと充実したサポート面も魅力でした。
TiCナノシートを使ったキャパシタの研究を進めています。キャパシタはスマホの急速充電や電気自動車のパワー補助に使われる技術のこと。材料の合成から電極づくり、疑似キャパシタとして動くまでを経験し、狙い通りの性能が出た瞬間に、理論が形になる面白さと化学技術の奥深さを実感しました。
実際の電気化学測定の様子
電気化学測定の結果
多くの実験や研究を通して身についたのは、理論と実践を結びつける論理的思考力です。特に研究が滞ったときは、計画→実行→検証→改善の流れ(PDCAサイクル)を意識して原因を突き止め、粘り強く解決策を導き出せるようになりました。この力は、技術者として大きな財産になると感じています。
1年間の実験をまとめたノート
研究テーマであるTiCナノシートを用いた疑似キャパシタをより深く、実用化レベルまで掘り下げるために、大学院への進学を決めました。将来は、電大で培った最先端の研究技術と探究心を生かし、革新的なエネルギーデバイスの開発を通じて社会に貢献できる技術者になることが目標です。
電気的特性を向上させるための研究結果

大学3年生の頃から夏休みなどを利用して、一人でのキャンプに挑戦。すべて自力で準備・実行する力を磨くとともに、研究で行き詰まった際には自然の中でリフレッシュし、新しい視点を得るきっかけにもなっています。