大学では化学を学びたいと考えていました。オープンキャンパスで、本学は1年次から実験・演習を行いながら経験を積めること、さらに就職内定率が高いことを知り、魅力を感じました。

一から学んだ資料づくりとプレゼンテーション手法

「環境と化学」では、班ごとにテーマが与えられ、その調査結果についてプレゼンテーションを行いました。私の班では「二酸化炭素はなぜ赤外線を吸収するのか?」について考察しました。約1カ月かけて発表用の資料を作成。各班にアドバイザーとしてついた大学院生に資料の添削や助言をいただき、発表の時にも心強かったです。班員とは自分から連絡を取って打ち合わせを進めるなど、コミュニケーション力を培うこともできました。

1年次「二酸化炭素の振動モード図」。ツールを使い作図も行った。

夏期集中のワークショップで写真を化学的に考察

夏期集中で5日間授業を行う「ワークショップ」。「写真を化学する」というテーマで実験を行いました。印象に残ったのは、小さな穴から光を通しフィルムを感光させるピンホールカメラの実験。スマートフォンで簡単にデジタル写真を楽しめる時代に、原始的な写真の原理を知ることで、身近なものや現象を化学的な視点で考察する意義と面白さを実感しました。空き時間には大学院生に就職の相談もするなど、先輩との交流も深まりました。

2年次のレポート自分で現像したピンホールカメラの写真。現像液づくりも実験の一環。

英語論文の読解力を磨いて、卒業研究に備える

英語論文の読解力を高める「化学論文読解」。私は化学工学分野の読解を履修しました。論文を和訳し、みんなの前で発表しますが、学問として内容を理解しなければ説明はできません。辞書に載っていない専門用語も多く苦労しましたが、慣れてくると、以前に化学工学の授業で学んだ内容や自分が行った実験内容と似ていることがわかり、今まで以上に知識が深まりました。英語論文を読む機会が増える卒業研究に余裕を持って臨めます。

3年次のレポート化学工学の英語論文。グラフや計算式の理解も必要になる。

大学周辺の草花から「新規酵母」を探索する

卒業研究では、「新規酵母の探索」をテーマに、本学周辺で採取できる花や草などから酵母を見つけ、将来的にパンの発酵技術やビール醸造につなげる研究を続けています。研究は手順通りに実施しても、結果が伴わないことのほうが多いです。そこで、自分の知識や過去のデータなどを参考に条件設定を柔軟に変える必要があります。この自由度の高さが研究の醍醐味だと思います。自発的に考えて、計画的に行動することの大切さを、研究を通して改めて学びました。

4年次のポスターオリジナル酵母の探索の研究内容をポスターにして発表。

東洋製罐株式会社

内定先は、飲料や食品、生活用品など、さまざまなパッケージを製造するメーカー。入社後は、環境に優しく、より便利なパッケージの企画、開発に携わりたいです。東京電機大学の教育・研究理念である「技術は人なり」という言葉を忘れずに、4年間の化学の学びを生かして、自発的に動ける技術者になれるよう成長を続けていきたいです。

ダンス部「B.Light-Family」での活動に打ち込む

高校時代からダンスを始め、大学生活では部活の副部長も務めました。自分が初めてリーダーになって考案した振り付けで臨んだ公演は、最高の思い出になりました。

ダンス部「B.Light-Family」での活動に打ち込む

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