理工学部 情報システムデザイン学系 私の4年間のステップ(1)

大好きな音楽を、アーティストとは異なる技術的側面から学びたいと思っていました。本学系では情報の知識に加え、エンターテインメントの拡張に生かせる知識も学べると思い志望しました。

レポートと実制作で、デザインを深く学ぶ

デザインの変遷を事例を挙げて考察する「デザイン学」の中で、展覧会を鑑賞してレポートにする課題がありました。事実に基づいて考察し、自分の言葉で論理的に意見を展開する新鮮な体験でした。広告制作の授業では、ふりかけのポスターを制作。商品コンセプトを考えてコピーライティングを行い、撮影してドローソフトウェアでデザインします。写真一つでも、言いたいことが伝わるように撮るのは難しく、試行錯誤しました。

1年次 プログラミング制作したふりかけのポスターと、メディアの多様性を伝える展覧会レポート。

コンテンツを「つくる楽しみ」を初めて体験

9分野から、各自2、3個テーマを選び、半年間でコンテンツを制作する「情報デザイン演習Ⅰ」。私は、「サウンドデザイン」、「Webデザイン」、「デッサン」を選びました。「サウンドデザイン」では、ペットボトルやくしゃみの音を録音し、電子音と組み合わせて起承転結の展開にこだわった約3分の曲を制作。授業を通じて、コンテンツには聴く・観る・遊ぶに加えて「つくる楽しみ」もあると知り、深く研究したいと思いました。

2年次 試験対策ノート先生に教えていただきながら、音楽制作ソフトウェアCubaseで制作。

「なぜつくるのか?」を考える大切さを知った

5人グループで半年かけてコンテンツを制作する「アミューズメントデザイン実習※ 」は、2年次と違ってすべてが自由。自分たちで考えて決める難しさはありましたが、制作理由や表現方法のディスカッションは面白く有意義でした。私たちは、「若者の怒り」を映像で表現。3DCGの制御プログラムなど、培ったプログラミングの知識と技術を生かし、バーチャルスタジオやメディア工房の学内最新設備を使って制作しました。

※2016年度入学生の3年次設置科目。

3年次 木炭デッサン劇伴も作曲。各人の長所を掛け合わせる制作体験ができました。

子どもたちに、音楽をつくる楽しさを伝える活動

ゼミのプロジェクト「電子音響ピープルプロジェクト」で、小学生向けの学外ワークショップの企画・運営をサポートしています。持ち寄ったペットボトル等のノイズ音を録音、一人1台パソコンを使って音をモンタージュし、オリジナル曲を制作してもらいます。パソコンに初めて触る子や、集中力が続かない子もいて大変ですが、目を輝かせて取り組む姿を見て、音楽を「つくる楽しさ」を伝えられた喜びとやりがいを実感しています。

4年次 感想シート小学生の参加者にアドバイスしながら、録音作業を行っているところ。

エイベックス株式会社

本学では、これからのコンテンツ制作に必要なプログラミングなどの知識と技術を習得できました。また、実習やプロジェクトを通じて、「なぜつくるのか」というものづくりの本質も追究できました。入社後はこれらの学びを最大限に生かし、自分にしか創造できない新たな時代のエンターテインメントを世の中に送り出したいと思います。

子ども向けのプログラミング教室

学外での活動として、自分で自発的に子ども向けのプログラミング教室を主宰。技術を教えるだけでなく、つくる目的や何に役立つかなど、ものづくりの本質を教えています。

子ども向けのプログラミング教室

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