理工学部 情報システムデザイン学系 私の4年間のステップ(1)

中学生の頃からインターネットの動画配信サイトなどのメディアに関心を持っており、情報技術を学びつつ映像関係のスキルも身につけたいと考え、本学系を選択しました。

アルゴリズムの概念をパズル感覚で習得

「情報システムデザイン概論」では、コンピュータのアルゴリズムの概念をパズル感覚で学びました。特に、足し算と掛け算の組み合わせ次第で計算結果が大きく変わる「組合せ爆発」を学んだことで、計算の効率化の重要性を認識。当然のように使っていたコンピュータの仕組みを知り、より広い視点で情報学をとらえられるようになりました。

組合せ爆発という現象を通して、アルゴリズムの重要性を実感した。組合せ爆発という現象を通して、アルゴリズムの重要性を実感した。

3Dモデリングの技術を新たに身につける

「コンピュータグラフィックス」では、習得したいと思っていた3Dモデリングの技術を学ぶことができました。個人では使えないような高性能なソフトウェアを使って3Dモデルを構築。最終課題では携帯ゲーム機をモデリングし、アニメーションも加えました。完成した時は、大きな達成感と新しい技術を身につけたことに対する充実感を味わえました。

携帯ゲーム機をCGでモデリング。新たなスキルを身につけた。携帯ゲーム機をCGでモデリング。新たなスキルを身につけた。

チームワークを大切に映像作品を制作

チームワークの大切さを実感した「情報デザイン総合演習」では、学んできた映像制作の技術を生かし、5人のチームで1つの映像作品を制作。役割分担を考えたり、それぞれの進捗状況を確認したりと、チームをうまく機能させることの重要性も実感できた授業でした。

水資源の問題をテーマに映像を制作。チームワークの大切さを学んだ。水資源の問題をテーマに映像を制作。チームワークの大切さを学んだ。

企業との共同研究によりデジタルサイネージの効果も測定

「卒業研究」では、企業との共同研究でデジタルサイネージが消費者の行動に与える影響について調べました。最先端の技術を持つ企業とプロジェクトを進めるのはとても刺激的で、やり取りをする中で一足先に社会経験を積めたように思います。

デジタルサイネージの効果について企業と共同研究を行った。デジタルサイネージの効果について企業と共同研究を行った。

大日本印刷株式会社

卒業研究を通して興味を持ったデジタルサイネージ事業を手がける大日本印刷に就職。4年間で培った情報技術とクリエイティブスキルを生かして、コンテンツ制作に携わりたいと考えています。AIによる自動化が進む中で、新たな価値を創造できるようなエンジニアになることが目標です。

ライブ会場で流れる映像が参考に

全国各地を回ってアイドルのライブやプロ野球の試合を観るのが趣味です。会場に設置されている大型ビジョンに映される映像は、コンテンツを制作する際にとても参考になります。

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