オリジナルな研究に取り組む修士課程で
能動的に行動する大切さを知った

学部の卒業研究では、磁場の大きさや方向を計測できるセンサーを用いた高感度磁束計の設計と試作に取り組みました。研究室に、fMRIを用いて脳機能を解明する研究を行っていた先輩がいたことから、自分も脳機能について研究したいと思い、大学院進学を決めました。

修士1年次には、「電磁場計測論」の授業を通して電磁気学の理論を深く理解することができました。修士論文の研究では、脳波を制御信号に変換することで言語機能に障害をもつ方の意思を読み取り、他者とリアルタイムで意思疎通ができるシステムを開発しています。脳波の計測にも電磁気が関わっています。理論を深く理解することが、応用研究につながることを改めて実感しました。

具体的な研究内容としては、「~したい」という意思の読み取りを目指し、被験者が「~したい」という言葉をイメージしたときの脳波を測定して解析しています。被験者に対する画像呈示などのためのプログラムを書くのが大変でしたが、脳の活動が波形で示されたときは、嬉しかったです。

修士課程では、実験環境の整備、実験計画の立案など、独立した研究者として研究に取り組みます。研究を通じて、能動的に行動することの大切さも学ぶことができました。

脳波計測のための実験環境脳波計測のための実験環境

学会 異分野の研究者からの質問が大きな刺激になった

2017年9月に開かれたライフサポート学会で、修士論文の研究について発表しました。初めての学会発表だったため、数か月前から何度も発表練習をし、指導教授から予稿集やスライド作成のアドバイスをいただきながら準備を進めました。学会では、脳波の研究者以外の方から質問をいただき、大きな刺激になりました。

後輩指導 後輩への指導を通し、自分に足りないことに気づけた

学部で学んだ事柄は理解しているつもりでしたが、後輩に指導する際にうまく答えられないこともあり、まだまだ勉強する余地があることに気づきました。また、わかりやすく説明しているつもりでもうまく伝わっていないことがあり、力不足を痛感しました。そこで、順番を整理してから話すなど、工夫して指導にあたっています。

そして未来へ 内定先 三菱電機株式会社

本学では、学部・大学院を通して、ものづくりの大切さを学び、自然と私も、卒業後はものづくりの現場の最前線で働きたいと考えるようになりました。内定先では、工場で製品を製造するための生産技術の仕事に携わり、お客様によい製品を届けていきたいと考えています。

関連コンテンツ