2018年度からの授業時間割の変更と統一について

東 京 電 機 大 学 
学 長  安 田 浩

 本学は、これまでキャンパスごとに授業時間や学事日程、祝日授業などの運営方法が異なっておりました。長年のこのような状況を踏まえて、授業運営や学事等をより一層効果的に円滑に実施すると共に、従来の授業に加えて、多様な魅力のある授業の充実化を目的として、慎重に検討を重ねた結果、本学は、2018年度より、これまでの授業時間割を以下のとおり全学的に変更し統一することにいたしました。

【2018年度(平成30年度) 授業時間割の変更と統一の内容】
 ※工学部第二部および情報環境学部は除きます

(1) 授業時間が90分から100分になります
(2) 半期の授業回数が15回から14回になります
(3) 授業開始時刻が9時20分になります
(4) 授業時間割が統一されます

 新たな授業時間割では、授業回数が減少し、祝日の授業実施も減少することになりますが、1日の授業終了時刻は今までより遅くなります。そのため、2018年3月に本学を卒業・修了される学生の方以外は、在学中に少なからず影響を受けることになります。
 学生の皆さんには、新たな授業時間割の内容をご理解いただき、これらのことを予めご承知いただけますよう何卒お願いいたします。
 本学は、この変更を契機として、学生の皆さんの学修環境・学生生活をより充実したものにできるよう、教職員一同全力をあげて取り組んでいきます。

1.変更の目的及び効果

(1)祝日授業の実施や授業期間の延長などにより授業期間を確保していた現状を改善します。
(2)1コマの授業時間を単に10分延長するのではなく、学生が主体的に参画でき、協働して学修できる授業(PBL*1やアクティブ・ラーニング*2等)をより一層展開し、教育効果を高めていきます。
(3)授業時間割の統一により、キャンパス間での遠隔双方向授業が可能になるため、有用な授業を共通化して受講できるカリキュラムを構築していきます。
(4)将来的にはクオーター制*3なども採り入れた柔軟性のある学年歴を作り上げることを目指します。

  *1 PBLとは、自ら問題を発見し解決していく能力などを身に付けるための能動的な学修法
  *2 アクティブ・ラーニングとは、体験学習、調査学習、教室内のグループ・ディスカッションなど、PBLも含む能動的な学修法
  *3 クオーター制とは、一般的なセメスター制(前期・後期制)ではなく、1年間を4つの学期で構成する制度。1科目を短期間で履修でき、
     例えば、1つの学期(1クオーター)と夏休み期間を合わせて、留年することなく留学などが可能

2.開始年度

2018年度 前期授業(4月)から開始

3.対  象

東京千住キャンパス 工学部・未来科学部・システムデザイン工学部・大学院の全在学生
埼玉鳩山キャンパス 理工学部・大学院の全在学生

 ※東京千住キャンパスの工学部第二部の授業時間割は変更されません。
 ※2018年度に東京千住キャンパスに移転される情報環境学部の授業時間割は変更されますが、他学部と統一はされません。

4.2018年度からの新たな授業時間割

【お問い合わせ先】

 東京電機大学 学長室  TEL 03-5284-5202

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